OneAIが広告クリエイティブ生成AIプラットフォーム「OneDesign」開発、β版提供開始

商品情報と素材のアップロードで即時にバナー生成、CVR推論で高パフォーマンスに

マーケティングクリエイティブ生成AI(人工知能)のOneAIは、広告クリエイティブ生成AIプラットフォーム「OneDesign(ワンデザイン)β版」を日本・台湾・香港・シンガポールで広告運用する企業に提供する、1月9日に発表した。難易度が高まっている申し込みや商品購入を訴求する「パフォーマンス広告」向けに、「Facebook広告」で商品購入につなげる広告バナーを自動生成する。4月に正式版をリリースする予定。

生成AIの専門タスクフォースと、デジタルマーケティング分野に知見をもつ専門チームが連携してOneDesignを開発した。生成AIを利用して広告クリエイティブの作成プロセスを効率化し、CVR(顧客転換率)を最大化する。商品情報を入力して素材をアップロードすれば即時に最短1分でバナーが生成され、広告クリエイティブの作成時間を大幅に短縮する。CVR推論によりより「外れない」クリエイティブを使用することが可能だ。

OneAIは「日本・台湾発のAIで世界を切り拓く」をミッションに掲げ、2020年に沖縄科学技術大学院大学(OIST)研究員(当時)の船井正太郎氏と開発した日本語・中国語・英語の生成AIに強みをもつ。独自の生成AIは、属人的になりがちだったチャットやバナーデザインの解析に成功して通販や金融企業のデジタルマーケティング効率を大きく向上することに貢献しており、OneDesignにも搭載されている。

3言語生成画像とCVR予測イメージ
OneDesignの特徴
生成アルゴリズム概要図
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