2025年卒インターンシップの人気企業1位、メーカーやITをおさえた企業は?【楽天調べ】

トップ20に最も多くランクインした業界はメーカーで、半分を占める。

楽天グループは、「楽天みん就2025年卒 インターンシップ人気企業ランキング」を発表した。2025年卒業予定の学生1,783人が回答している。「プログラムがおもしろい」「業界研究ができる」「仕事理解ができる」「プログラムのレベルが高い」「成長できる」「スキルが身につく」「先輩に勧められた」の7つの観点から3つの志望理由を選んで回答し、ポイントを集計した。

2022年に政府のガイドラインが改定され、インターンシップで企業が得た学生情報を採用選考活動に一部使用できるようになった。そのため企業も、インターンシップにより力を入れていると推察される。

多彩な体験プログラムが学生の人気を呼ぶ

この調査によると、2025年卒のインターンシップ人気企業は「ニトリ」が5年連続で1位を獲得した。ニトリでは、学生のニーズに合わせて、キャリアデザインを学ぶコースや就職体験ができるコースなど4つのコースを提供しており、学生の満足度が高かった。

一方2位以降では細かな変動があり、2位「資生堂」は前年4位から、3位「NTTデータ」は前年6位からのランクアップを果たしている。また上位20社のうち、メーカー企業が10社を占めており、人気の高さをうかがわせる。

志望理由別ランキングにおける「プログラムがおもしろい」の項目を見ると、1位の「Legaseed」を筆頭に、「ニッポンハムグループ」「ニトリ」「ソニーミュージックグループ」などは右肩上がりとなっており、学生が重視する項目のようだ。

なおLegaseedは、1日体験プログラムから3か月以上にわたる有給型インターンシップまで、多様なインターンシップを用意している。

業界別で見ると、トラベル/航空/運輸業界は「日本航空(JAL)」「全日本空輸(ANA)」「JTBグループ」がトップ3に。サービス業界は「オリエンタルランド」「SBCメディカルグループ」「アイ・ケイ・ケイホールディングス」がトップ3となるなど、コロナ禍での低迷からの回復で、いずれも人気の上昇をうかがわせた。

調査概要

  • 【調査対象】「楽天みん就」に登録している2025年卒業予定の大学生・大学院生
  • 【調査方法】「楽天みん就」でのウェブアンケート調査および「楽天みん就」主催の就職イベントでのウェブアンケート調査・紙アンケート調査(対象企業352社からインターンシップに参加したい企業5~7社を選択)
  • 【調査時期】2023年4月13日~8月3日
  • 【有効回答数】1,783人
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