SEOにおいて、スパムリンクの除去よりももっと大切なこと
グーグル検索SEO情報②
SEOにおいて、スパムリンクの除去よりももっと大切なこと
サイトを素晴らしくすること (Reddit) 海外情報
非常に多くのスパムリンクが管理サイトに張られていて、ランキングが下がっています。数が多すぎて除去しきれません。
どう対処したらいいでしょうか?
こんな相談が、Reddit(レディット)のSEO掲示板に投稿された。グーグルのジョン・ミューラー氏がアドバイスした:
そういったことよりも、別のことに時間を使うことを強く推奨する。
グーグルのシステムは、無作為に張られたスパムリンクに対処する点では非常に優れている。
グーグルのシステムは、さほど素晴らしくはないコンテンツに不満を感じるだろう。この点では、ユーザーと同様だ。
リンクの数を気にするのではなく、自分のサイトを素晴らしいものにすることに取り組んでほしい。
昨今では、スパムリンクによる被害、いわゆる「ネガティブSEO」の発生をまったく聞かなくなった。ミューラー氏が言うようにグーグルは適切に処置できているようだ。
スパムリンクを気にせずに、ユーザー体験向上に時間と労力を割きたい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
アクセス元の国に応じてコンテンツを切り替えたらSEOに悪影響が出るか?
グーグルがアクセスするのは1つの場所から (Reddit) 海外情報
ユーザーがアクセスしてきた国に応じてサイドバーのバナーを切り替えると、SEOに悪影響が出るのだろうか? たとえば、米国からのユーザーには米国用のバナーを、英国からのユーザーには英国用のバナーを見せるようなパターンだ。
グーグルのジョン・ミューラー氏は次のように説明している:
グーグルは通常、1つの場所からサイトをクロールする。検索結果に表示するのは、その際に取得したコンテンツだ。
グーグル検索の対象にしたい場合は、グーグルがクロールする地域で表示されていることを確認する必要がある(もしくは世界中どこからでもアクセスできる状態にする)。
Googlebotは米国からアクセスしてくるのが通常だ。したがって、米国ユーザーに向けて提供するコンテンツがクロール・インデックスの対象になる。
だが今回のケースでは、サイドバーのバナーを切り替えている。検索にとってそのバナーが重要でないなら気にしなくていいだろう(検索トラフィックを獲得する目的でバナーを設置してるのでないなら)。
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リダイレクト元ページはrobots.txtでクロールをブロックするべきか?
SCに警告が出るのは自然 (Reddit) 海外情報
Reddit(レディット)のSEO掲示版で、リダイレクトに関係する質問があった。
ページを新しいページにリダイレクトする場合、robots.txtでブロックする必要がありますか? ブロックしないと、Google Search Consoleで「ページがインデックス登録されていません」というエラーと共に「ページにリダイレクトがあります」と表示されてしまいます。
グーグルのジョン・ミューラー氏が次のように返信を書き込んだ:
意図的にリダイレクトを設定しているなら、Search Consoleに「ページにリダイレクトがあります」の表示がでるのは想定内の動作だ。robots.txtでブロックする必要はない。
しかし、もし「本当は元のページをインデックスさせたい」のならば、この表示がでているのは大問題だ(対処する必要がある)。
それ以外にも、(単にツール上の表示を消したいのではなく)技術的な理由でクロールをブロックする必要がある場合は、ブロックしても問題ない。
ミューラー氏が言うように、意図してリダイレクトしているのであれば、「ページにリダイレクトがあります」とレポートされるのは正常だ。むしろ、リダイレクト元のURLをrobots.txtでブロックしてしまうと、そのURLをグーグルはクロールしないのでリダイレクトを認識できなくなる恐れがある。
Search Consoleのレポートが気になるだけなら、放っておくのがいいだろう。
ちなみに、そういった「意図したとおりならば気にしなくてもいい」エラーとしては、次のようなものがある:
- ページにリダイレクトがあります
- 代替ページ(適切な canonical タグあり)
- noindex タグによって除外されました
- 見つかりませんでした(404)
- アクセス禁止(403)が原因でブロックされました
- robots.txt によりブロックされました
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GBPでオーナー確認後に開業予定日を登録すると一発退場!?
仕様なので要注意 (ローカルSEOの備忘録) 国内情報
グーグルビジネスプロフィールでは、新規ビジネスのプロフィール開設時に将来の開業予定日を登録できる。しかし、オーナー確認した後に開業予定日を登録すると即座にリスティングが停止されてしまうそうだ。
不具合ではなく仕様とのことである。詳細を長谷川翔一氏が解説している。注意事項とともに、もしこれが理由でリスティング停止されてしまったときの対処も合わせて説明している。
開業日が変わったのであとから変更しても停止されるケースもあるとのこと。なかなか不親切な仕様で、知っていなければ回避できない問題だ。
近い将来に、新たにビジネスプロフィールを開設する予定があるなら、長谷川氏の解説を確認しておこう。
- GBPを新規開設するすべてのWeb担当者 必見!
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日本でも! 外部ソーシャルメディアの投稿がGBPに掲載される
ソーシャルメディアの関連付けは確実に (長谷川 翔一 on X) 国内情報
グーグルビジネスプロフィールにソーシャルメディアの投稿が掲載されるようになったことを、前回紹介した。米国だけでの機能かとも思っていたのだが、日本でも導入されている。長谷川翔一氏が紹介していた:
あ!ついに日本国内でも、Googleビジネスプロフィールに連携したSNSの投稿の連携表示を確認しました。
— 長谷川 翔一 / 編集とマーケティング (@haseshout) March 18, 2024
すべてのアカウントに出ているわけではないので、テスト中か順次展開中かもしれないです。 pic.twitter.com/07wGGc6Q3R
筆者も確認できた。
外部ソーシャルメディアでの投稿をグーグル検索でも表示できればプロモーションに役立つこともあるだろう。ビジネスプロフィールとソーシャルメディアの関連付けはきちんと設定しておきたい。
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