はじめてWEBエキスパート(専門家)コラム 続 ヒトの心理とページづくり(全6回)

ターゲットの行動を知るためにはまずデータ。便利な公的調査データを知っておこう(第6回)

今回は、ターゲットの行動をどう知ったら良いか、ヒントになる調査方法などをご紹介します。
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。

今回は、ターゲットの行動をどう知ったら良いか、ヒントになる調査方法などをご紹介します。

総務省のデータを活用しよう

総務省「情報通信白書」

総務省が調査したデータが公開されています。

例えば、

「IoT時代におけるICT産業動向分析」
インターネット技術が、どのような産業に活用されているか、これからどのように活用されていくのか、等がわかります。

「スマートフォンの普及とICT利活用」
スマートフォンの普及率や、どんな目的でどんなメディアを利用しているか等がわかります。

「IoT時代の新製品・サービス」
これから普及されていくであろう、技術やサービス等がわかります。

難しい単語がたくさん出てくるかもしれませんが、用語解説も掲載されているので便利です。

厚生労働省のデータを活用しよう

厚生労働省「国民生活基礎調査」

厚生労働省が調査したデータが公開されています。

例えば、

「各種世帯の所得の状況」
年齢別の所得状況や、生活意識の状況がわかります。

こちらも、用語の説明も掲載されています。

上記のほかにも、保健・医療や社会福祉に関する調査結果も掲載されています。

まとめ

ターゲット層が、普段どんな生活をしているか、どのようにインターネットを利用しているか等、データを参考に戦略を考えてみましょう。戦略はいろいろ考えられますが、ホームページでは改変が比較的簡単にできますので、いろいろ試してみてください。

こういった、信頼できるデータから想定される「一般論」から答えを導き出すことが、目的を達成するための一番の近道だと思います。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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