オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド]
使いやすくなったスポンサードサーチ®で
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使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。
この記事は、第6章「広告の効果を確認する 基本指標とレポートの読み解き方」の記事です。
この記事は、前後編で解説している記事の後編です。前編では「全体パフォーマンス」「広告パフォーマンス」を説明していますので、ぜひご覧ください。
ステップ3:キーワード・パフォーマンスを確認する
キーワード・レポートは問題点を絞り込んでから確認する
キーワードレベルの問題点をチェックする場合は、キーワード・パフォーマンスのレポートを参照します。ただしこのレポートは、全体パフォーマンスや広告パフォーマンスで、出稿している広告のトレンドや問題点をある程度絞り込んでから確認したほうがいいでしょう。目的もなくキーワード・パフォーマンスのレポートをチェックしても、「木を見て森を見ず」の状態に陥り、問題点を発見できなくなる可能性があります。特に多数のキーワードを入札している場合は、十分な成果を得られていない重要なキャンペーンや広告グループ、広告に限定して見ていくのがおすすめです。
キーワード・レポートでのチェックポイントも、基本的には「広告パフォーマンス」と同じです。インプレッション数やクリック数でトレンドをつかみ、クリック数との関係で平均CPC、平均掲載順位、コンバージョンを見ていきましょう。成果が思わしくないキーワードは、掲載を停止したり削除したり、所属する広告グループを移動したりしていくと、広告の品質を高めることにもつながります。
予算管理に便利な「1日あたりの広告費用効果」
広告がアカウントの予算の範囲内で運用されているかどうかを確認するには、「1日あたりの広告費用効果」が便利です。1日の予算と実際にかかっているコストの両方を一覧できるからです。キャンペーンや広告グループといった単位に絞ってコストを把握したい場合は、「日次パフォーマンス」を利用するといいでしょう。
曜日による広告コストの変化を知りたいときは、数週間の単位で曜日ごとのパフォーマンスを比較するとより正確に傾向を把握できます。
余談ですが、インプレッション数が極端に少ないときは、予算や入札価格の設定に問題があるケースが少なくありません。たとえば1日の予算が1000円のときに、キーワードの入札価格を500円に設定すると、クリックが最大で2回しか得られないかもしれません。これでは広告の効果はほとんど望めません。予算が限られているときは入札価格を可能な限り抑え、代わりに広告の品質をできるだけ高めるというやり方で運用したほうがよい結果を得られます。
気になるキーワードはウォッチリストに登録する
“このキーワードだけは上位に表示させておきたい”
そのような「思い入れのあるキーワード」を運用していく際に便利なのが、「ウォッチリスト」の機能です。キーワードをウォッチリストに登録しておけば、ダッシュボード上にそのキーワードの運用状況や広告効果が表示されるようになり、入札価格の変更などにもすぐに対応できるようになります。競合が多く、平均CPCの変動が激しい重要キーワードは、ウォッチリストに登録しておくと便利です。キーワードをウォッチリストに登録するには、まず[キャンペーン]タブをクリック後、キャンペーン名→広告グループ名とクリックします。その後、表示されたキーワードの左側のラジオボタンをチェックし、[ウォッチリストの編集]ボタンをクリックします。
この記事は、書籍『オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド』の内容を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。
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オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド
スポンサードサーチをより上手に活用するために必要な考え方を中心に、なるべく平易な言葉を用いてオーバーチュアスポンサードサーチを説明している公式ガイド。
オンライン版では紹介した内容以外にも、利用申し込みのステップ、基本となるアカウント構造についての理解、キャンペーン管理、さまざまな広告主がスポンサードサーチを活用しどのようにビジネスを発展させているのかの事例などがある。
オンライン版で紹介する、キーワードの選定に必要な発想法や広告作成のヒント、また運用に必要なレポートの見方やパフォーマンスの改善に関する情報、費用対効果の改善などの実践的なアドバイスと併せて、手元に置いておけばオーバーチュアスポンサードサーチでのキーワード広告の大きな助けとなるだろう。
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