日本ネット経済新聞ダイジェスト
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経産省がネット通販の利用調査「3カ月で平均5.7回」

回答者の9割がネット通販を経験。3カ月間の利用回数は平均5.7回、利用金額は5万1300円

経済産業省は4月21日、消費者の購買意識を探った調査結果を発表した。それによると回答者の9割がネット通販を経験。3カ月間の利用回数は平均5.7回、利用金額は5万1300円に達している。ネット通販の利用率が高い年齢層は男女とも40歳代。さらに子育て層や要介護層の利用率も高かった。ネット通販およびカタログやテレビ通販は、顧客満足度(CS)で高い評価を得ており、他の小売業を含めたチャネル別CS調査ではネット通販が1位、カタログ・テレビ通販が2位となっている。

「消費者購買動向調査」の結果によると、消費にあたり重視するのは「信頼」がトップで60.4%。以下、「安心」「低価格」「安全な」「日本製」と続く。非価格へのこだわりは女性、高齢者ほど高い結果となっている。

通販の利用経験を媒体別に聞いたところ、「ネット通販」は93.2%の消費者が利用。「カタログ通販」は68.9%、「テレビショッピング」は32.5%の利用率だった。

過去3カ月間における「ネット通販」の利用回数は、男性が5.6回、女性が5.8回。利用金額の平均は男性が5万6100円、女性が4万6500円となっている。

ちなみに、「カタログ通販」の利用回数は男性が2.0回(金額は1万6700円)、女性が2.4回(同1万8200円)。「テレビショッピング」は男性1.6回(同2万1200円)、女性1.7回(1万8500円)で、利用回数、金額とも「ネット通販」が突出している。

消費者が自由になる時間帯は「午後9時~11時」が最も多く、「午後11時~午前1時」が続いている。この傾向は性別・世代を問わず共通しており、夜から深夜の販売にビジネスチャンスがあると分析している。

調査は09年12月18日から20日の期間、約100万人の消費者にメールでアンケート調査を送信。年齢層やエリアのバランスを考慮し、3000人のサンプルを収集した。

「消費者の購買に関するニーズの動向調査」の結果発表について
~リーマンショック以降の日本の消費者の実像~(METI/経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/20100421002/20100421002.html

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