NRIと日本ベリサインが個人ユーザー向け高度認証サービス提供で合意

クラウドサービスでモバイルサイト向け認証などを提供

コンサルティングやITソリューションの野村総合研究所(NRI)と、大手SSL証明ベンダーの日本ベリサインは、個人利用者対象の高度認証サービス提供に向けた検討を開始することで合意した、と8月6日発表した。両社は合意により、OpenID技術をベースにモバイルサイト向けの携帯ID認証、ブラウザやメールなど携帯端末に応じたOTP(ワンタイムパスワード)認証、リスクベース認証、RP(ID利用側)サイト間でのSSO機能、OP(ID発行側)-RP間の証明書認証などのセキュリティサービスを、サイト要件に応じた組み合わせのクラウドサービスで提供する。

今後NRIは、高度認証のノウハウをベースにしたID認証連携ソリューション「Uni-ID(ユニアイディー)」、携帯電話型OTP認証ソリューション「SecuSURF(セキュサーフ)」などのシステム基盤製品の提供やクラウドサイト運用を実施。日本ベリサインは、不正アクセスを検知するリスクベース認証「ベリサイン アイデンティティプロテクション オンライン詐欺検出サービス(VIP FDS)」、証明書発行サービスのサーバID(SSLサーバ証明書)やマネージドPKIなどの提供を行う予定。高度認証サービスは12月の提供開始を目指す。

野村総合研究所(NRI)
http://www.nri.co.jp/

日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp

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