企業が発信する情報、読まれているのはやはり「Eメール」72.9%【オレンジスピリッツ調べ】

女性はインスタ、男性はYouTubeが商品購入のきっかけに。

オレンジスピリッツは、「事業者が発信する情報に関する意識調査」2021年度の結果を発表した。ソーシャルメディアを中心に、お知らせがどのように読まれ、商品やサービスの購入につながっているのかという実態についてアンケートを行っており、消費者1,000名が回答している。

女性はインスタ、男性はYouTubeが商品購入のきっかけに

まず「会社やお店からのお知らせを受け取っているメディア」と「読んでいるメディア」を聞くと、いずれも「Eメール」「LINE」「Twitter」がトップ3だった。

会社やお店からのお知らせを受け取っているメディア
会社やお店からのお知らせを読んでいるメディア

次に「会社やお店からのお知らせを通して実際に商品を購入するメディア」を聞くと、「Eメール」41.5%、「メディアを通して購入したことがない」29.6%が上位だった。メディアの働きかけで購入にまで至っていない様子がうかがえる。

なおInstagramとYouTubeにおいて「商品やサービスをよく購入する」と回答した人は、Instagramで男性38.8%・女性61.2%、Youtubeで男性73.5%・女性26.5%と大きく差異が現れた。

会社やお店からのお知らせを通して実際に商品を購入するメディア

まだまだ活用されるメルマガ、不満は「配信頻度が多すぎる」こと

メールマガジンの購読状況について「メールマガジンを読む際に利用するデバイス」を聞くと、「スマートフォン」82.5%、「パソコン」57.2%だった。年代別では、20~30代はスマートフォンがパソコンのほぼ倍だったが、40~50代はパソコンとスマホはほぼ同率だった。

「メールマガジンを読むようになったきっかけ」について聞くと、「商品やサービスを購入したら送られてくるようになった」45.5%、「Webサイトで見て登録した」41.9%が上位だった。なお前年の調査では「Webサイトで見て登録した」が1位で、今回入れ替わったこととなる。

一方、「メルマガに対する不満」(メールマガジンを読まなくなった理由)を聞くと、「配信頻度が多すぎる」49.6%、「情報が役に立たない」37.2%、「内容がつまらない」36.6%が上位で、配信頻度と配信内容に対する不満が上位だった。

なお「一番よく読んでいるメールマガジンの配信頻度」を聞くと、「不定期」57.9%が最多で、「週刊」25.7%、「日刊」12.1%、「月刊」4.3%がそれに続いた。また「一週間のうちでメールマガジンをよく読む曜日」では「土曜日」55.4%でトップ、「一日のうちでメールマガジンをよく読む時間帯」では「21時~24時頃」48.2%がトップだった。

そして「メールマガジンを読む/読まないの決め手」では、「件名」63.0%が特に多く、「発行者名」43.8%、「過去のメルマガの内容」38.0%がそれに続いた。

調査概要

 

  • 【調査対象】日本全国の10代~60代男女(会社員、学生、その他)
  • 【調査方法】インターネット上でのアンケート
  • 【調査時期】2021年9月
  • 【有効回答数】1,000名
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