DXBが「フルスタックマーケティングPDCA」の構築・運用を支援する協業型サービス開始

施策のPDCAに顧客理解のPDCAを組み込んでアイディア開発を容易に、最初にデコムと展開

マーケティング分野のデータ収集・分析と施策立案・実行を手掛ける電通クロスブレイン(DXB)は、顧客理解に焦点を当てながらKGI(経営目標達成指標)達成につなげる仕組み「フルスタックマーケティングPDCA」の構築・運用を支援する協業型サービスを始める、と9月10日発表した。協業の最初のパートナーとしてインサイトリサーチによるアイディア開発支援事業を行うデコムと組む。

フルスタックマーケティングPDCAは、DXBが提言するPDCA(計画・実行・評価・改善)施策。マーケティングに関わる全要素を考慮し、顧客理解に基づいてKGI達成を目指す。施策のPDCAに顧客理解のPDCAを組み込み、施策のアイディア開発を容易にする。サービスではKGIの構造分析、KPI(重要業績評価指標)設計などをDXBが担当し、インサイト仮説と施策の方針設計をパートナーと行う。

マーケティング施策の作用構造
従来の「施策のPDCA」に、「顧客理解のPDCA」を加える

デコムとの協業では、DXBのマーケティング領域のデータ活用力と、デコムが持つ顧客インサイトの探索・活用力を合わせる。これによってデータによる顧客理解とそれに基づくKGI達成に向けたPDCAを循環させる新サービスが可能になった。DXBは電通グループが66.6%と、ビッグデータ活用・デジタルマーケティングサービス事業のブレインパッドが33.4%出資して2020年7月に設立した。

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