売れるネットショップのデザインとは|印象と利便性に関するポイントと具体例を解説

ネットショップの売上を伸ばすには、サイトのデザインが重要です。この記事では、ネットショップを運営したい企業の担当者に向け、デザインで押さえるべきポイントや、具体例について解説します。ネットショップの作り方についても紹介するため、売上の向上に役立ててください。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

 

(目次)

  • ネットショップがデザインを重視する理由
  • ネットショップのデザインを決める準備
  • ネットショップの印象を良くするデザインのポイント
  • ネットショップの利便性を高めるデザインのポイント
  • ネットショップのデザインを決める際の注意点
  • ネットショップのデザインを作る3つの方法
  • まとめ

この記事は、ネットショップかんたん作成のshop byが運営するオウンドメディア「ECナレッジ」から転載しています。  https://shopby.jp/ecknowledge/

ネットショップがデザインを重視する理由

ネットショップのデザインがよければ、ユーザーの直帰率を抑えられます。色使いや文字の大きさなどに難があると、ユーザーは閲覧する気を失ってしまう可能性があります。サイトの直帰率を抑えるには、見た目と利便性の両立がポイントです。見やすいサイトにすることで、回遊率やリピート率・売上の向上が見込めます。

デザインを検討するのは大事な作業

ネットショップのデザインを決める準備

「商品やブランドの強み」と「ペルソナ」を決定したのちに、具体的なネットショップのデザインを決めましょう。商品やブランドの強みは競合サイトとの差別化に役立ちます。またペルソナごとに、見やすいデザインや心に響くデザインは異なります。万人受けではなく、ペルソナにマッチするデザインを目指してください。

ネットショップの印象をよくするデザインのポイント

ユーザー目線でデザインを検討し、ネットショップの印象を高めましょう。デザインのポイントを紹介します。

■レイアウトの基本を習得

ネットショップには基本的なレイアウトがあります。ユーザーが見慣れている形式にして見やすさを感じてもらいましょう。

サイトはヘッダー・メインメニュー・メインコンテンツなどの要素で構成され、それぞれの場所に掲載すべき情報は決まっています。たとえばヘッダーであれば、ショップのロゴ・簡単なサイトについての説明・電話番号・お問合せフォームへのリンクなどを記載します。

■スマホ向けのデザイン

近年、スマホやタブレットからネットにアクセスする人が増えています。レスポンシブデザインでなければ、ユーザーが離脱する可能性があります。

レスポンシブデザインとは、ユーザーが使用するデバイスに応じ、自動的に見やすい画面表示に変えるシステムです。レスポンシブデザインを採用し、デバイスの違いによる視認性の差をなくしましょう。

■色使いや余白を工夫

白をベースに、アクセントカラーを取り入れたサイトをデザインしましょう。赤や青のような原色を多用すると、目が疲れてしまいます。ユーザーが楽にサイトを閲覧できるように、明るさと配色バランスを考えてください。また文字が詰まりすぎていると見にくくなってしまいます。行間を広げる、改行するなどして余白を確保しましょう。

■トレンドのデザイン

トレンドを取り入れたインパクトのあるデザインは、ユーザーの興味をひきます。たとえば2021年のトレンドは「リアルさ」です。「パララックス」は動画で使われる表現で、近くのものをより早く動かすことで臨場感を演出します。ほかにもデジタルデバイスによる目の疲れに配慮した、柔らかな配色を取り入れたサイトも登場しています。

■ペルソナにあわせたデザイン

ペルソナごとに、適したデザインは異なります。たとえば高齢者がペルソナの場合は、文字を大きめにする、カートボタンやお問合せボタンなどにはっきりした色を使う、などの工夫が必要です。また画像のみのアイコンは、デザイン性はよくても何を意味しているかわかりにくい場合があります。適時テキストを追加し説明を加えましょう。

ネットショップの利便性を高めるデザインのポイント

利便性にかかわるデザインのポイントについて解説します。回遊率やリピート率を高め、売上を獲得しましょう。

デザイン作業は利便性を大事するのがポイント

■アクションのしやすさ

ネットショップでは、ユーザーに商品を購入してもらうことを目的としています。まず、カートボタンを大きく目立つ色で作り、わかりやすく配置してください。また、重要なボタンはすぐ押せるように設計します。たとえばカテゴリー一覧や検索機能などを、トップページやサイドバーに設置しましょう。

■商品の探しやすさ

ユーザーの回遊率を高めるために、商品の個別ページに、関連商品やおすすめ商品を表示させましょう。本命のついでに購入する、より高額な商品を購入するなどの行動が起きると、売上もアップします。

またテキストボタンでリンクを貼る際は、大きく目立つ色にしてください。特に、青色のリンクがおすすめです。多くのサイトではテキストリンクが青で表示されており、一目でクリックできるポイントだとわかるためです。

■購買意欲を高める商品紹介

購買意欲を高めるには、商品使用時の写真を掲載し、ユーザー自身が生活のなかで商品を使っている様子をイメージしてもらいましょう。なお写真のシチュエーションは、ペルソナにあった内容になるよう検討してください。

またネットショップ全体で、文章と写真のテイストを統一します。トップページと商品ページのテイストがあわないと、違和感を覚えたユーザーが離脱する可能性があるためです。

■信頼性をアピール

安全なネットショップであるとアピールする情報を掲載しましょう。初めてのネットショップで購入する際、きちんと商品が届くのか不安に思う人は多いはずです。サイトに掲載すべき情報は以下のとおりです。

  • 運営会社
  • 会社所在地
  • 代表者名
  • 連絡先
  • 配送方法
  • 送料
  • ショッピングガイドまたは、取引におけるルール
  • 個人情報の取扱い

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ネットショップのデザインを決める際の注意点

売上を左右するネットショップのデザインにおける注意点について解説します。ここでは、特に気をつけたい2点を紹介します。

■Webサイトの目的を意識する

ネットショップは、商品を販売するためのサイトです。たとえよいデザインであったとしても、ブランディングサイトやコーポレートサイトなどのレイアウトを真似しても、売上は期待できません。参考にする場合は、競合のネットショップにしましょう。

■おしゃれさを意識しすぎない

ネットショップのデザインは、商品を販売するためのサポートとして機能します。おしゃれすぎて、デザインばかりが目立ってしまってはいけません。ネットショップの利便性を損なわない、ナチュラルなデザインを検討しましょう。

ネットショップのデザインを作る3つの方法

ネットショップをデザインするには3つの方法があります。技術レベルや求めるデザインなどに応じ、手法を選びましょう。

■一から自作する

HTMLやCSSなどのプログラミング言語に詳しければ、サイトを一から制作可能です。ただし技術力やデザインスキルがない初心者にとっては、ハードルが高い方法です。

■外注する

外注する際は、ネットショップの目的やイメージなどの詳細をデザイナーに伝えましょう。プロの手を借りることで、素晴らしいネットショップができます。一方、想定外のコストや時間がかかる、企業内にサイト制作のノウハウが貯まらないなどのデメリットがあります。

■テンプレートを使う

shop byのようなネットショップ作成サービスには、デザインテンプレートが用意されています。テンプレートの種類は豊富で、商品やブランドにあったものが見つかる可能性が高いです。またHTMLのようなサイト作成に関する専門知識がない場合でも、おしゃれで機能的なサイトを簡単に作成できます。

まとめ

ネットショップのデザインは、ペルソナや使い勝手のよさを考えて設計しましょう。なおデザインテンプレートを使いネットショップを開くには、shop byがおすすめです。

NHN COMMERCE JAPAN株式会社のshop by(ショップバイ)は、初期費用と月額料金が不要で簡単に作成できるネットショップ作成ツールです。商品が売れるまではコストがかかりません。また希望するショップのURLを決めれば、その場ですぐにショップが持てる手軽さが魅力です。無料ツールですがテンプレートが充実しており、専門知識がない場合でも細かいアレンジが可能です。

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