企業サイトの制作、依頼の際に重視するのは「費用」「ヒアリング力」「実績」【FMC調べ】

6割超の企業が、自社の宣伝・広報・マーケティングで「Webサイト」を活用したい。

FMCは、「企業のWebサイト制作に関する実態調査」の結果を発表した。中小企業の経営者・役員200人、Webサイト制作経験のある社員200人の計400人に、「外部の制作会社への依頼を決めた理由」「不満を感じた点」などをアンケート調査している。

6割超の企業が、自社の宣伝・広報・マーケティングで「Webサイト」を活用したい

まず「今後の自社の宣伝・広報・マーケティングにおいて興味があるもの」と聞くと、「Webサイト制作(リニューアル含む)」62.3%がとくに多く、2位の「ネット広告」33%の倍近い数値となった。3位は「SEO対策」31.3%で、サイトの強化施策が続く。

「外部に制作を依頼した自社のWebサイトの種類」では、「商品サービス紹介サイト」59.4%が最多。以下「コーポレートサイト」57.4%、「採用活動用サイト」43.0%が上位となった(サイト制作に携わったことがあり、外部に制作依頼をした256人が回答)。

外部に制作依頼をする際に重視されるのは、「費用」「ヒアリング力」「実績」

「Webサイト制作の依頼先を決定した理由」では、「費用」69.1%、2位「ヒアリング力」53.9%、3位「実績」49.6%、4位「設計」48.8%が上位となった。役職付きと担当社員で比較すると、「クリエイト力」について会社経営者・役員が48.2%、サイト制作担当者が33.0%と、意外にも役職付ほどクリエイティビティを重視していた。サイト制作担当社員では、「ヒアリング力」58.5%、「実績」「設計」51.5%などが、役職付より高かった。

一方「Webサイト制作依頼時の不満」では、「費用感が不透明」35.9%で最多、続いて「設計が不十分」32.0%、「ヒアリングが不十分」25.0%だった。「Webサイト制作完了後の不満」では、「想定以上に費用が高かった」40.2%が最多だった。

最後に全体に、「他社のコーポレートサイトについて、サイトを見るのをやめたポイント」を聞いてみると、「欲しい情報が見つからない」34.8%、「コンテンツがつまらない」33.0%、「情報が更新されていない」30.8%が上位だった。特に20代と30代以上で見ると、20代は「読み込みが遅い」「情報が更新されていない」と離脱する傾向が高い。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20歳~59歳の男女で中小企業 経営者・役員とWebサイト制作経験のある社員
  • 【調査方法】Webアンケート方式
  • 【調査期間】2021年5月28日~31日
  • 【有効回答数】400サンプル(経営者・役員200名、Webサイト制作担当社員200名の均等割付)
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