unerryとホームセンターのカインズが資本・業務提携契約締結、データ活用を推進

購買データと行動データを組み合わせた顧客体験価値向上に向けて関係を強化

リアル行動データプラットフォーム運営のunerryと、ホームセンターを展開するカインズは、資本・業務提携契約を結んだ、と5月26日発表した。購買データと行動データを組み合わせた顧客体験価値向上に向けて関係を強化する。unerryはこれまでもカインズのデータ活用を支援してきたが、資本・業務提携契約によってさらに推進する。

unerryは同プラットフォーム「Beacon Bank」を運営し、月間100億件以上の位置情報ビッグデータや独自IoTセンサーデータなどで実社会の人の行動、場所の人流をデータ化。小売り店舗の内外の消費者行動を解析し、解析データと連動した集客、販促、混雑度評価などのDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを実施している。

カインズは、データ収集技術を保有するunerryと資本・業務提携することで、顧客の暮らしの質を高めるために必要なデータの収集・活用を本格的に始めるとともに、データを商品開発や販促活動に生かす。メーカとも連携する。カインズはデータビジネスの専門チームを構築中で、unerryには幅広く支援するパートナーの役割を期待する。

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