ADK MSがテレビスポットCMの視聴率予測精度を高めたシステム「Spot-Navi AI版」提供開始

NECが展開するAIソフト「dotData」などの採用で予測ロジックを見直し、高度な予測を実現

ADKホールディングス傘下でマーケティングソリューション事業のADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、地上波テレビスポットCMの独自の視聴率予測システム「Spot-Navi」の予想精度をAI(人工知能)で高めた「Spot-Navi AI版」の提供を始めた、と3月9日発表した。NECが展開しているAIソフト「dotData」などを採用し、予測のロジックを見直した。

Spot-Naviは、テレビスポット放送当日の世帯・個人全体や詳細な性年代別の毎分視聴率を高精度で予測することで、企業のスポット買い付けの効率化を支援してきた。近年のテレビ視聴傾向の急速な変化に伴い、過去の視聴率の傾向だけでは録画視聴を含む視聴率の事前予測が難しくなっているため、今回、新たな予測モデルを搭載したSpot-Navi AI版を投入する。

Spot-Navi概念図

Spot-Navi AI版はdotDataと、NECの「データ管理基盤アジャイル構築サービス」を活用する。これによって、曜日、放送時間・時間帯、番組ジャンル、季節性や、その他のさまざまな要素を加味したより高度な視聴率予測を実現する。dotDataは、元NECの研究者が設立した機械学習自動化ソフト開発会社、dotDataのソフト。AIで予測分析プロセス全体が自動化できる。

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