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Googleの無料サービス「Dialogflow」を使い、ノーコードでLINEチャットボットを作ってみた

名前・電話番号・人数を聞く、お店の予約用のチャットボットをノーコードで作成します。

今回はDialogflowを使って、簡単なLINEのチャットボットを作りたいと思います。お店の予約用のチャットボットで、名前、電話番号、人数を聞くといったイメージです。



今回はLINEの設定をするところからご紹介します。まずは「LINE for Business」にアクセスし、アカウントを開設します。なお、事前の設定に関しては、以下の記事を参考にしてください。

「LINE公式アカウント開設」をクリックします。

今回は手軽にできる未承認アカウントを開設します。

「アカウントを作成」をクリックした後、自分のアカウントでログインします。

次に必要な情報を入力します。今回は「予約bot」という名前で作成します。

入力が終わったら「LINE Official Account Managerへ」をクリックします。

右上の設定をクリックします。

左の「Messaging API」から設定画面に移動し、「Messaging APIを利用する」をクリックします。

プロバイダーを選択します。プロバイダーとは作成者のことなので、今回は自分を選択します。

次は応答設定の設定画面に移り、応答メッセージをオフ、webhookをオンにします。

もう1度Massaging APIの設定画面から「LINE Developers」へアクセスします。



右上のアカウントマークからログインします。

左側にプロバイダーが並んでいるので、先ほど設定したものを選びます。すると、作成したbotが出てくるので、今回の「予約bot」を選択します。

Basic settingsでは「Channel ID」と「Channel secret」が確認できます。これらはあとで使うので、場所を確認してください。

Massaging APIの設定画面に移り、「Channel access token」の「issue」をクリックすると、トークンを得ることができます。

ここで、もう1度Dialogflowに戻り、左メニューからintegrationsをクリックします。ここで、連携させるサービスを選択できるので、LINEを選択します。

さらに、先ほど確認した「Channel ID」「Channel secret」、発行した「Channel Access Token」をそれぞれ入力し、Webhook URLをコピーします。

再びLINEのMassaging APIの設定画面からWebhook URLを入力します。

最後に「Use webhook」のマークをオンにしてチャットボットの完成です。

最後に、実際にLINEでトークをしてみました。

見事、トークができました。

最後に

今回はDialogflowを使ってLINEのチャットボットを作成してみました。この設定さえすれば、Dialogflow側の設定を変えるだけで、さまざまなLINEのチャットボットを作ることができるので、ぜひ試してみてください。



大見川 紘平
東京理科大学理学部応用物理学科在学中。機械学習に興味を持ち独学でpythonを勉強し、実務的なスキルを付けるためインターンとしてレッジに参画。データサイエンス部に所属し、記事の執筆も担当する。趣味はフットサル。

「AI:人工知能特化型メディア「Ledge.ai」」掲載のオリジナル版はこちらGoogleの無料サービス「Dialogflow」ノーコードでLINEチャットボットを作ってみた

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