企業キャラ・ゲームキャラ、認知度トップは「ペコちゃん」ながら好感度は「チコちゃん」が上回る【NRC調べ】

企業キャラ(13種)とゲームキャラ(6種)について認知度・好感度を集計しランキング化。

日本リサーチセンター(NRC)は、「第7回NRC全国キャラクター調査」のレポート第3弾として、「企業キャラクター・ゲームキャラクター編」の集計結果を発表した。

同社では、2014年から毎年秋に、自主調査企画として「NRC全国キャラクター調査」を実施。2020年は、ご当地キャラ18種、企業キャラ13種、日本と海外の有名キャラ26種、マンガ・アニメキャラ21種、ゲームキャラ6種の合計84キャラクターについて、認知度と好感度を集計している。

今回のレポート第3弾では、企業キャラ(13種)とゲームキャラ(6種)についてランキングを行っている。

調査対象キャラクター 計84種

認知度では、企業キャラ「ペコちゃん、ポコちゃん」、ゲームキャラ「ポケモン」がトップ

それによると、知っている企業キャラ(認知度)では、「ペコちゃん、ポコちゃん/不二家」83%が最多。以下「ヤン坊、マー坊/ヤンマー」76%、「チコちゃん/NHK」75%、「ガチャピン&ムック/フジテレビ」73%、「お父さん犬/ソフトバンク」70%が続いた。いずれも7割超と高い認知を誇っている。

一方、好きな企業キャラ(好感度)では順位が変わり、「チコちゃん」25%が最多。以下「ペコちゃん、ポコちゃん」23%、「ガチャピン&ムック」20%の順となった。

時系列で見ると、「ペコちゃん、ポコちゃん」の認知度は、2014年~2020年で一貫して8割超をキープ。一方「チコちゃん」は、2018年(40%)から2019年(70%)、2020年(75%)と大幅に知名度をアップさせた。なお男女別では、総じて女性のほうが、男性より認知度が高い傾向が見られた。

同様にゲームキャラ(6種)について、認知と好感を聞くと、いずれも「ポケットモンスター」がトップ。「スーパーマリオブラザーズ」がそれに続く。企業キャラと比較すると、ゲームキャラはいずれも好感度が1割前後で、企業キャラの上位に比べて大人しい数値だ。これは接触時間やタイミングによる差と考えられる。

時系列で見ると、「ポケットモンスター」と「スーパーマリオブラザーズ」の認知は、2014年以降8
割以上で推移。一方「ドラゴンクエスト」(2017年54% →2020年69%)、「ファイナルファンタジー」(2017年40% →2020年52%)も老舗キャラながら、近年増加を見せている。

年齢別で見ると、「ポケットモンスター」と「スーパーマリオブラザーズ」は、70代男性・70代女性でも高い認知度を示していた。

調査概要

  • 【調査対象】全国の15~79歳男女
  • 【調査方法】NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)調査員による個別訪問留置調査
  • 【調査期間】2020年10月30日~11月11日
  • 【回答数】1,200人
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