品質スコアを上げるためにやるべき3つのこと。広告ランクとの違いも解説

今回の記事では、品質スコアをあげるためにやるべき3つのことについてご紹介します。 品質スコアとは Google 広告上の広告やキーワード、ランディング ページの品質を表す指標です。品質スコアは広告ランクと混同され、非常に誤解されやすい概念ですが、品質スコアを正しく理解することが出来れば、より良い広告成果を自然と出すことに繋がってくるはずです!ご一読いただき、今後の広告運用にお役立てください。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

運用型広告の世界において「品質スコア」と「広告ランク」は誤解されやすい概念ではないでしょうか。よく区別できていないままこれらの言葉を使っていませんか?

広告掲載順位や掲載の有無を決める広告ランク(Yahoo! 広告の場合はオークションスコア)は入札単価だけで決まるものではありません。

入札単価以外にもオークション時の広告の品質、広告ランクの下限値、オークションにおける競争力、ユーザーが検索に至った背景、および広告表示オプションなどの広告フォーマットの見込み効果が広告ランクの算出には用いられます。

参考:広告の掲載順位とランクの仕組み|Google 広告ヘルプ

しかしながら管理画面には「広告ランク」はもちろんのこと「オークション時の広告の品質」についても情報が無いためか、管理画面上に記載されている「品質スコア」が誤って解釈され「品質スコアが低い=広告ランクが低い」といった誤解がされがちです。

また広告ランクはリアルタイムに算出される数値であるため、管理画面上で確認することができません。品質スコアに関しても、Googleが「品質スコアは有用な診断ツールだが、主要パフォーマンス指標(KPI)ではない」と公表しているにも関わらず、品質スコアを KPI として設定してしまうという話もよく聞きます。

そもそも品質スコアとは狙って上げるものではなく、本来は様々な取り組みをおこなって自然と上がっていくものなのです。この記事では品質スコアとは何か、もしも低いときはどのような対応すればいいのかを解説していきます。

品質スコアとは?

品質スコアとは Google 広告上の広告やキーワード、ランディング ページの品質を表す指標です。同様の意味で Yahoo! 広告では品質インデックスと呼ばれています。

品質インデックスは、品質スコアと異なり「広告の品質を10段階で評価する指標」を基準に算出された数値ですが、「キーワードに対応する広告やランディング ページの品質を示す」という役割を果たす点においては同じものであると考えることができるため、この記事では同じものとして取り扱います。

品質スコアの公式ヘルプページの記載をまとめると、下記の通りです。特に重要なのが「オークション時の広告ランクの算出に品質スコアは使用されない」という点です。

  • 品質スコアは「リアルタイムの広告ランク」を示す指標ではない
  • オークション時の広告ランク算出に品質スコアは使用されない
  • 品質スコアは広告の品質10段階でアカウントの各キーワードに振り分けられる
  • 品質スコアの構成要素は「推定クリック率」「広告の関連性」「ランディング ページの利便性」の3つ

品質スコアはオークション時の広告ランクの計算には使用されない

では、オークション時の広告ランクの計算には使用されない品質スコアをどのように扱えばいいのでしょうか。

弊社では品質スコアは公式ヘルプにも記載ある通り「参考値」であると捉えています。つまり飲食店で例えるならば「飲食店全体の素晴らしさ」を点数化したものが広告ランクであり、「口コミ投稿型のグルメサイトの点数」が品質スコアのようなものではないかと考えています。つまり広告の品質=品質スコアではないのです。

公式ヘルプに記載ある通り、あくまでも品質スコアは1指標です。ただ広告の品質と品質スコアは共通する部分があるので、品質スコアが良化すると広告の品質も良化する場合があります。

品質スコアが低い時の対応

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