世界39カ国の検索エンジンシェア1位は「Google」、例外は中国のみ【2020年7月・アウンコンサルティング調べ】

中国では「Sogou」と「Baidu」のシェア争いが激化。世界40か国の主要検索エンジンのシェアを調査。

アウンコンサルティングは、2020年7月時点における、世界40か国・地域の主要検索エンジンシェアに関する調査結果を発表した。同社ではほぼ半年ごとに各国のインターネット利用率、検索エンジンシェアの変化を集計している。前回調査は2020年2月。

世界39カ国の検索エンジンのシェアトップは「Google」

それによると、中国(Baidu)を除き、世界39カ国の検索エンジンシェアのトップは引き続き、PC・モバイルともに「Google」だった。

日本のモバイル検索エンジンに限って見ると、「Baidu」が、2019年7月の0.34%から、2020年7月には0.15%と半分以上に減少していた。コロナ禍により中国人観光客が減少したことで、国内での「Baidu」利用率が急減したためと推測される。

 

また中国においては、前回調査でPC検索エンジンのシェアは、「Sogou」53.79%、「Baidu」34.76%だったが、今回調査では、「Baidu」47.09%、「Sogou」29.88%で順位が逆転していた。「Sogou」は、中国独自の検索エンジンとして2004年サービス開始。2013年にテンセントと提携し、テンセントの提供する「WeChat」「QQ」に検索エンジンとして組み込まれて以降は、「Baidu」とトップ争いを繰り広げている。

 

その他、各国の検索エンジンシェアは以下の図のとおり。

 
 
 
 

調査概要

  • 【対象国】世界40か国(OECD加盟主要国を中心に抽出)
  • 【インターネット利用率参考】Committed to connecting the world:Percentage of Individuals using the Internet
  • 【検索エンジンシェアデータ参考】StatCounter
  • 【調査対象時期】2017年7月~2020年7月
  • 【調査日】2020年8月17日~31日  
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