Withコロナ時代の変化に合わせ、もっとも投資を増やしたい広告媒体は「動画広告」【サイカ調べ】

95.7%の広告宣伝担当者が「広告出稿戦略を見直す」と回答。

サイカは、「Withコロナにおける広告戦略に関する調査」の結果を発表した。企業の広告宣伝担当者213人が回答している。

ほとんどの広告宣伝担当者が「変化した生活様式が残る」と予測

まず「新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後、変化した消費者の生活様式はどうなると推測するか」と聞くと、「一部の生活様式は変化したまま残る」73.2%、「変化した生活様式は元に戻らない」23.9%、「感染拡大以前の生活様式に完全に戻る」2.8%で、ほとんどの広告宣伝担当者(97.1%)が、変化した消費者の生活様式が残ると考えていた。

そこで、「変化が残る」とした広告宣伝担当者207人に、「今後の広告出稿業務における、消費者の生活様式の変化への対応」を聞くと、「広告出稿戦略を一部見直すと思う」60.4%、「広告出稿戦略を抜本的に見直すと思う」35.3%となり、合計95.7%の広告宣伝担当者が、広告出稿戦略の見直しを考えていた。

さらに「今後の広告出稿戦略を見直す」とした広告宣伝担当者198人に、「消費者の生活様式の変化に合わせて、従来よりも投資を増やしたい広告カテゴリ」を聞くと、「インターネット広告」80.3%が圧倒的多数。以下「セールスプロモーション広告」12.6%、「マス広告」5.1%が続いている。

あわせて「投資を増やしたい広告媒体」を聞くと、「動画広告」51.5%、「SNS広告」39.4%、「検索連動広告」38.4%が上位。ただし「ダイレクトメール」37.9%、「テレビCM」31.3%という回答も存在しており、マス広告では、テレビCMへの投資意欲が上昇傾向にあると推測されている。

調査概要

  • 【調査対象】広告宣伝担当者(インターネット広告、およびオフライン広告の両方を出稿している企業の勤務者、その企業にて、直近1年以内もしくは現在オフライン広告出稿業務に従事する者)
  • インターネット広告:インターネット上で出稿される広告のことで、リスティング広告、動画広告、メール広告、SNS広告など。
  • オフライン広告:インターネットを介さない広告のことで、テレビCM、ラジオ、新聞、雑誌、チラシなど。
  • 【調査方法】Webアンケート調査
  • 【調査時期】2020年6月
  • 【有効回答数】213名
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