サイバーエージェントが小売業向けの店舗サイネージ配信「ミライネージ」の展開を開始

店舗設置のサイネージをネットワーク化して店をメディア化、小売店舗の広告事業を支援

インターネット広告事業のサイバーエージェントは、小売業向けの店舗サイネージ(電子看板)配信プラットフォーム「ミライネージ」の展開を始めた、と6月25日発表した。店舗に設置したサイネージをネットワーク化することで店をメディア化し、小売店舗の広告事業を支援する。同社AI事業本部の小売DXセンターが提供する。

小売店舗は、サイネージを活用した店独自のメディアが持てるため、商品の販売促進に加えて広告といった新たな収益モデルが構築できる。店舗内の販促効果の分析も実現する。配信コンテンツの管理やスケジュールの設定はクラウド上で行い、サイネージの単位で配信の設定が可能。動画・静止画ともに高画質の4Kに対応する。

サイネージとAI(人工知能)カメラを組み合わせ、サイネージごとの視聴人数、視聴時間を計測してデータ分析とレポーティングを実施。POS(販売時点情報管理)データなど外部データと連携すると効果分析が効率的にでき、より見られるコンテンツの運用につなげられる。今後AIレコメンドエンジンの搭載など機能向上を進める。

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