インティメート・マージャーとベクトルが個人データ保護分野の事業を行う新会社を設立

基本合意、両社の強みを合わせてプライバシーテックに対応するサービスを開発・提供

データマネジメントプラットフォーム(DMP)事業のインティメート・マージャーと総合PR事業のベクトルは、個人データ保護分野の事業を行う新会社を設立する、と1月28日発表した。両社が基本合意書を締結した。データの活用とプライバシーの保護を両立させるプライバシーテックに対応するサービスを開発・提供していく。

ビジネスにインターネットを活用する企業や、サービスを利用する生活者にとって、個人データに関する動向の把握が重要になると考えた。新会社は、DMPを手掛けるインティメート・マージャーの技術や知見と、ベクトルがPR会社として保有するリスクマネジメントを含むコミュニケーションコンサルティング力を合わせる。

ビッグデータやAI(人工知能)を使ったサービスが生活を便利にする半面、個人データの扱いが問題になり、EU(欧州連合)の「GDPR(一般データ保護規則)」や、「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」など法整備が進んでいる。日本でもCookieの扱いに関する規制強化が議論され、個人情報保護法改正も予定される。

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