Instagram、クリエイターのアカウントから広告配信可能な「ブランドコンテンツ広告」の提供開始

Instagramは、クリエイターのアカウントから広告配信可能な「ブランドコンテンツ広告」の提供を開始したことを発表した。
赤城歩佳(Web担編集部) 2019/6/6 12:05

Instagramは、クリエイター(インフルエンサー及びパブリッシャー)が投稿したオーガニックのブランドコンテンツを、協業関係にあるビジネスが広告配信することが可能な「ブランドコンテンツ広告」の提供を開始した、と6月4日(米国時間)に発表した。

ブランドコンテンツ広告はクリエイターのアカウントから配信され、アカウント名の下に「広告(英語ではSponsored)」と表示される。また、利用者がクリエイターとビジネスの協業関係を簡単に理解できるよう、キャプション欄の冒頭に「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と明記されるという。

Instagramではプラットフォーム上の透明性を高めるため、2017年6月にブランドコンテンツツールを発表し、クリエイターとビジネスの間に報酬の授受が存在する投稿(=ブランドコンテンツ)には、ビジネスの名称が表示される仕組みを導入している。

また、Facebookの広告プラットフォーム内のツールを活用することで、自社のアカウントや協業しているクリエイターのアカウントをフォローしている人々以外のターゲット層にもリーチすることが可能。広告を配信して効果測定を実施し、設定目標に対する最適化やテストを行えば、効果的なキャンペーンを策定することもできるという。

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