サイカの広告効果分析「XICA magellan」が消費者意識調査データを使った分析可能に

ディーアンドエムのデータ、分析モデルに組み込むことで認知率や好意度変化を可視化

マーケティング用統計分析システム開発のサイカは、同社の広告効果分析ツール「XICA magellan(マゼラン)」で、マーケティング支援事業のディーアンドエムが提供する消費者意識調査データを使った分析を可能にした、と3月6日発表した。意識調査データを分析モデルに組み込むことで認知率や好意度の変化が可視化できる。

マゼランと意識調査データによって、分析結果の変動要因把握や、広告施策の緻密なチューニングなどが可能になる。出稿量が変わらないのにマゼランの分析での広告施策効果が急激に上下した場合、消費者意識を調べたうえでターゲットのマッチ度や訴求内容の適切性などを分析し、広告効果を高めるための要素が検証できる。

売り上げ、広告出稿量、広告出稿日時などの量的データと併せ、ブランドの認知・好意度・購入意向などの消費者意識データが日次ベースで取得可能。消費者の意識データをマゼランに入力すると認知率、好意度などが成果にどう作用するか分かる。マゼランは広告効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出する。

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