iPhone6sとiPhone6が中古スマホ取引数ランキング上位を独占【マーケットエンタープライズ調べ】

マーケットエンタープライズは、中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行った。
赤城歩佳(Web担編集部) 2019/3/4 7:00

ネット型リユース業のマーケットエンタープライズは、運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」にて提供している、フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行った。

iPhone6sとiPhone6が取引数ランキング上位を独占

中古iPhone端末では、2014年と2015年にそれぞれ発売されたiPhone6とiPhone6sの各キャリアモデルが取引数ランキングの上位を独占した。

新型モデル(iPhoneXS, XS MAX, XR)の発売のみならず、各社が一斉にディスカウント販売を実施したことがiPhone6、iPhone6sの価格下落につながり、取引数が増加した。
根強い人気のあるiPhoneSEも販売終了による特需が落ち着き、ランク外へ推移した。

2018年第3四半期(10月~12月)中古iPhone端末ランキング

Xperia X Performanceの取引増加率が500%超

中古Android端末では、Xperia X Performanceの取引数が大幅に増加し、ランキングトップを飾った。当機種は、2年前に発売された最上位モデルでありながら低価格で購入できるプランがあり、人気を博した。

2018年10月下旬から11月上旬にかけて行われたキャリアの新型モデル発表による機種変更ニーズにより、2年前に流通したXperia X Performanceが中古市場に影響を与えたと考えられる。

キャリア別では、auやソフトバンクによる4年を基本とした契約形態がNTTドコモ機種の上位独占に寄与していると考えられる。

2018年第3四半期(10月~12月)中古Android端末ランキング

調査概要

  • 【調査方法】マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格の集計
  • 【調査対象市場】ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ
  • 【調査期間】2018年10月1日から2018年12月31日
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