「大人の習い事」経験者は4割。男性は検索、女性は口コミから認知【マクロミル調べ】

マクロミルは、大人になってからを習い事をした経験と、習い事サービスの利用状況について調査を行った。

マクロミルは「大人の習い事」に焦点を当て、全国の男女10,000名に大人になってからの習い事の経験を聞き、そのうち現在習い事をしている男女1,000名に習い事サービスの利用状況を調査した。

「大人の習い事」経験者は4割。理由は「スキルアップ・自分磨きのため」が62%

大人になってから習い事をした経験を全国の男女10,000名に尋ねたところ、「経験あり」は39.0%となった。また、全体の16.3%が現在も習い事を継続中だった。

大人が習い事を始める理由について、現在習い事をしている1,000名に聞いた結果は以下のとおり(複数回答可)。

最も多かったのは「スキルアップ・自分磨きのため」で61.5%。以下、2位「新しいことを始めたくなったため」37.5%、3位「息抜き・ストレス解消のため」33.6%と続く。「仕事で必要だったため」「家族・友人に誘われたから」「暇つぶしのため」といった受動的、消極的な理由はそれぞれ10%未満であったとのこと。

最も人気の習い事は「スポーツ・フィットネス」37%。月額10,000円未満に収める人が7割

現在習っている習い事の種類を聞いたところ、1位は「スポーツ・フィットネス(ゴルフ、テニス、ヨガ、トレーニングなど)」36.6%、2位は「語学系(英会話、その他言語)」23.2%、3位以降は「音楽系」「資格取得系」「日本文化系」などが続いた。特定のジャンルに偏らず、分散しているようすがうかがえる。

習い事にかけているひと月あたりの金額は、「3,000円~5,000円未満」と「5,000円~10,000円未満」がそれぞれ約32%となった。3,000円未満の人の割合も含め、71.6%が月額10,000円未満に収めている。なお、平均金額は8,283円であった。

習い事の認知経路、男性は「検索」、女性は「口コミ」が最多

現在通っている習い事をどのように知ったのか聞いたところ、女性の1位が「友人や家族、親戚からの口コミ」43.6%だったのに対し、男性の1位は「インターネット検索」35.9%であった。

男性は認知経路として「習い事情報サイト」や「インターネット広告」を挙げた率も女性と比べて高く、インターネットからの情報がより影響を与えているように見受けられる。

オンラインの習い事の経験率は15%。選ばれる理由は“気軽さ”で、人気は「語学」「資格」系

大人になってから習い事をしたことのある3,902名にオンラインでの習い事(オンライン英会話やe-ラーニングなど、教室に通わずともインターネットを使って授業を受けられるサービス)の経験について尋ねたところ、15%が経験ありと回答した。

習い事の種類は「語学系(英会話、その他言語)」が48%と最も多く、次に「資格取得系(簿記など)」30%、以下「PCスキル系」「ビジネススキル系」と学習系の習い事が上位に並んだ。

オンラインの形態を選んだ理由を、利用率の上位3種それぞれについて聞いた結果は以下のとおり(複数回答可)。

1位はいずれも「好きな時間に受けられるから」となり、次いで「教室まで足を運ばなくて良いから」「気軽に受講できたから」など、利便性についての回答が上位に入っている。

調査概要

調査1

  • 【調査対象】全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【回答者数】10,000名 *平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付
  • 【調査時期】2018年7月13日~7月14日

調査2

  • 【調査対象】調査1にて、現在習い事をしていると回答した人(マクロミルモニタ会員)
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【回答者数】1,000名 *調査1にて、現在習い事をしていると回答した出現率に基づき、性別×年代で割付
  • 【調査時期】2018年7月17日~7月18日
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