博報堂DYメディアらが高精度な広告・来店分析ソリューション「ACTAG」を提供開始、オフライン行動データを活用

ユーザーセグメントを用いての高精度な広告配信と来店者分析・来店効果計測で課題解決
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/12/13 13:15

博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYデジタル、シナラシステムズジャパンは共同で、互いが保有する生活者のオフライン行動データを活用した広告配信と来店者分析・来店効果計測ソリューション「ACTAG(アクタグ)」の提供を開始する、と12月12日発表した。従来のデジタルマーケティングでは、デジタル広告配信はWeb上の閲覧履歴に基づいたターゲティングに留まることが多く、オフラインでの実際の行動や消費行動などの強い関心を捉えることが難しい課題があった。ACTAGはこうした課題を独自のユーザーセグメントを用いての高精度な広告配信と来店者分析・来店効果計測により解決する。

複数の広告主で実施した実証実験では、デモグラフィック属性によるターゲティングとユーザーセグメントを比較して、結果的にブランド好意度上昇で2.1~2.9倍、購入意向率上昇で1.9~2.1倍、来店率で1.8~8.5倍、購入率上昇で1.7~1.9倍を記録するなど、高い広告効果があった。博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYデジタル、シナラシステムズジャパンは、生活者のオフライン行動データと生活者DMPとの連携強化を行うことで、広告主の幅広いマーケティング課題に応えるための、新たなソリューションの開発を推進していく。

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