この記事は、マルケトが2018年に発行予定の書籍『ENGAGE TO WIN』のダイジェスト版をWeb担で編集を加えて特別にオンラインで公開しているものです。

『ENGAGE TO WIN』エンゲージメント・エコノミー時代を勝ち抜くには by Marketo(全8回)

あなたの企業のマーケティング活動は適正ですか? 戦略を見直すための24項目【チェックシート】

エンゲージメント・エコノミーで成功をおさめるためのワークブックとして、マーケターのあなたに24個の質問をします。マーケティング戦略に生かしてください(第8回)。

ENGAGE TO WIN
エンゲージメント・エコノミーで成功をおさめるためのワークブック

エンゲージメント・エコノミーで成功を収めるためには、まずあなたの企業が行っているマーケティング活動を見つめ直す必要があります。

あなたの企業にあったルールを作りましょう。そのために、そのために、いくつか質問を投げかけます。ぜひ、質問に対する答えを考えて見てください。

きのうまでのマーケティング戦略が、あなたを苦しめる

1.現在採用している戦略のうち、すでに時代遅れのものはどれでしょうか?

2.疑いを持って見なおすべき戦略はありますか?

3.営業チームが顧客と接触するときに、顧客に受け入れてもらいやすくなるように、事前にどんなエンゲージメントの努力ができるでしょうか?

感情的なつながりは、顧客の関心争奪戦で勝つための究極の武器

4.思考も感情も共有できるようになるには、何をするのが効果的でしょうか?
エンゲージメントを、機敏さや適応性と関連付ける方法を考えてみましょう。

手近な競合他社と比較される時代は終わった。トップ企業との競争が始まっている

5.あなたのマーケティングの取り組みはエンゲージメントの本来の定義に従っていますか?
エンゲージメントの本来の意味は、「引き付けること、所有すること、人の注意を引くこと」です。

6.あなたの企業に、アドボケーター(熱心なファン)はいますか?
(正直に答えてください)

7.もしいるなら、熱烈な支持者になったきっかけはなんでしたか?

8.もしいないなら、何を変える必要がありますか?

エンゲージメントによってマーケティングへの投資利益率が高くなる7つの理由について

第5回で詳しく解説しています。

9.7つの理由についてどう思いますか? 特にどの点に強く共感しましたか?

10.納得がいかないことがありますか?

11.何か付け加えたいことがありますか?

12.中身の伴わない指標は排除しましょう。まず、あなたが行った調査のなかで、真のエンゲージメントとは遠いものを挙げていきましょう。

これまでに関わった、最高のキャンペーンとは

13.どんな特徴がありましたか?

14.なぜうまくいったのでしょうか?

15.何を学びましたか?

これまでに関わった、最悪のキャンペーンとは

16.なぜ失敗したのでしょうか?

17.あなたなら、ほかにどんなことができたでしょうか?

お手本となる企業がありますか

本書ではNetflixを例として、仕事においてのエンゲージメント・エコノミーの見込みについて取り上げました。

18.あなたならどんな例を挙げますか?

19.私たちが目指すべきお手本となるのは、どんな企業でしょうか?

ロゴを描いてください

20.最も効果的につながりを持っていると思う企業を3つ挙げて、そこのロゴを描いてください。

10個目のエンゲージメントのルールは

本書では、エンゲージメントの9つのルールを掲げています。

21.もし10個目を作るとすれば、どんなルールにしたいですか?

企業がどれほどの広告費を投入しても、顧客の声を上回ることはない

マーケティングやエンゲージメントについて、あなたに教えてくれる人や情報源を思い浮かべて、今すぐリストアップしてみましょう。

22.誰の意見が的を射ていますか?

23.さらに一歩踏み出せるように背中を押してくれる人は誰ですか?

24.わくわくするような新たな方向へと導いてくれそうな人はいますか?

つながりで勝つには(Engage to win)

ルールとは、旗を立てること、線を引くこと、信念を述べること、そして運命を定めることです。そして私は、この本の各ページに、マーケティングについての私のルールを示しました。それは時間が経つにつれてより成長し、より奥深いものとなっていくでしょう。しかし土台にある考えは常に変わりません。

ルールは単なることばの集合ではありません。また、個人的なものでもあります。

マーケティングの世界で生きていくならば、あなた自身のルールが必要です。自分がどう行動するか、また、それを続ける理由とに関する個人的な表明です。そして、あなたが何を信じているか、また思っているよりも早く訪れるであろう将来に、自分の能力をどう成長させたいかを、表明するものです。

ここまでにあげた質問を基に、自分自身でルールを作っていきましょう。途中には私からのヒントや、所感や、質問や、アイデアが示してありますが、ルールを作るのはあなたです。ここがあなたの未来図を描くキャンバスになるのです。

思いつき・発見・悩み・心配などあれば、遠慮なく教えてください。私たちが目指す境地では、マーケティングという、芸術と科学の融合による最も優れたクリエイティブな思考が必要とされています。一緒に向かって行きましょう。

答えは二つに一つ。

顧客との関係性を築けずに終わるか。

あるいは、適切なタイミングと場面でエンゲージして顧客一人ひとりの心をつかむか。

マルケトが2018年に発行予定の書籍『ENGAGE TO WIN』のダイジェスト版

マルケトについて

2006年に米国カリフォルニアで創業したマルケトは、あらゆる規模、業種の企業に向けて、デジタルからアナログまで、適切なタイミングで適切なメッセージをそれぞれに合ったチャネルを通して届けるマーケティングプラットフォームを提供します。業界唯一のマーケティング専業ベンダーとしてイノベーターであり続け、その柔軟性、信頼性、開放性によって世界中のCMOから信頼をいただいています。マルケトは世界中に拠点を構え、グローバルに展開する大企業から中小企業まで、業種・業態、BtoB・BtoCにかかわらず、さまざまな企業の成長をサポートしています。

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