日経リサーチの「企業ブランド大賞2016」でヤマト運輸が580社の中で総合評価トップ

グーグルが社会の変化に対応、セイコーが品質力で躍進、ダイソンが違いを実感で大賞

マーケティング調査・コンサルティングの日経リサーチは、「企業ブランド大賞2016」の6企業ブランドを選定し、10月26日発表した。総合評価はヤマト運輸となった。物流への注目が集まる中、長年優良なブランド経験を与え、eコマースで消費者との接点が増えていることなどが評価された。企業ブランド大賞2016は、580社を対象に6、7月に実施した企業ブランド価値調査「日経リサーチ ブランド戦略サーベイ2016」の結果に基づいて候補を抽出し、学識者で構成する審査委員会が選んだ。

総合評価1位のヤマト運輸のほか、グーグルが社会の変化に対応、 セイコーが品質力で躍進、キーエンスが働く人の支持上昇、サントリーグループが水と緑を守る、 ダイソンが違いを実感--のそれぞれの分野でトップとなり、大賞に選定された。グーグルは人工知能(AI)への取り組み、セイコーは中価格帯での努力、キーエンスはIoT(モノのインターネット)の潮流に乗っている点、サントリーグループは水を守る一貫した活動、ダイソンは他社と明確に異なる商品展開--が認められた。

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