世界主要企業サイトの約4割が常時SSLに対応

常時SSL化への機運が高まってきている現状における、世界主要企業および国内主要企業サイトの常時SSL対応について、当社が独自に調査しました。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査 2016年5月版

Google、Yahoo!JAPANを始め、主要Webサイトが続々と取り組む「常時SSL化」。
さらにGoogleは、SSLに対応したサイトを検索結果で優遇し、常時SSL化を推奨しています。こうした常時SSL化への機運が高まってきている現状における、世界主要企業および国内主要企業サイトの常時SSL対応について、当社が独自に調査しました。

世界・国内主要企業サイトの常時SSL対応状況

  • ■常時SSL対応率は、世界と国内の主要企業に大差はない
  • ■https完全対応率は世界主要企業が圧倒的に高い
  • ■地域によって常時SSL対応率、https完全対応率が高い傾向がある
  • ■欧州の一部の国で常時SSL対応率、https完全対応率ともに高くなっている
  • 世界・国内主要企業サイト常時SSL対応状況の比較

    国内では、常時SSL導入時に、http併用型を採用する傾向が著しく強い。

    世界・国内主要 企業常時SSL対応状況のグラフ

    世界主要企業サイトの地域別 常時SSL対応状況

    欧州、北米が常時SSL対応率が高く、https完全対応率も高い傾向がある。アジアでは、欧州、北米と比較し、常時SSL対応率が低く、http併用で対応する傾向が強い。

    世界主要企業サイトの国別 常時SSL対応状況(対象企業が10社以上ある国)

    欧州各国では、https完全対応率が比較的高く、特にドイツ、オランダ、スイスでは、常時SSL対応率、https完全対応率ともに高い傾向がある。中国は常時SSL対応が進んでいない。

    常時SSLとは

    入力フォーム、ログインページ、決済ページ等だけではなく、Webサイトの全てのページをSSLで暗号化するセキュリティ手法。Webサイトの安全性・信頼性の向上や、SEO・アクセス解析等マーケティング面での優位性から主要Webサイトでの導入が増加している。

    世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査 2016年5月版
    フォーチュン(FORTUNE)「GLOBAL500」2015年版に掲載された企業および日経225に選定されている企業の公式サイトの常時SSL対応状況
    調査方法:PCによる目視調査
    調査期間:2016年5月9日~5月20日
    調査対象サイト数:世界主要企業 500サイト/国内主要企業 225サイト

    世界主要企業サイト/国内主要企業サイト 常時SSL対応調査 2016年5月版の詳細データは、以下のサイトで公開しています。
    http://at21.jp/web/topic/topic24.html

    株式会社あとらす二十一
    http://at21.jp/

    この記事が役に立ったらシェア!
    メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

    人気記事トップ10(過去7日間)

    今日の用語

    アップロード
    手元のPCなどの機器から、ネットワークを介して、別のPCやファイルサーバー、ウェ ...→用語集へ

    インフォメーション

    RSSフィード


    Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]