博報堂DYメディアがテレビCMと「Facebook」動画広告を掛け合わせた広告効果調査を実施

それぞれ単体で展開するよりターゲットリーチ率、広告認知率、ブランド評価の効果向上

広告事業の博報堂DYメディアパートナーズは、テレビCMと「Facebook」の動画広告を掛け合わせたクロスメディア広告効果調査を実施し、結果を8月5日発表した。3月に行われた自動車、清涼飲料、健康系飲料の3業種3キャンペーンを検証したところ、ターゲットリーチ率、広告認知率、ブランド評価などでそれぞれを単体で展開するより効果が高くなる傾向が見られた。Facebookの動画広告は、ユーザーのニュースフィード上に掲載されて自動再生する商品で、調査では同一素材を使用した。関東地区の20~69歳の男女インターネットユーザーを対象に、各キャンペーン3万5000人以上、延べ約10万5000人を調べた。

清涼飲料のキャンペーンでは、テレビCMの出稿額が一定以上の場合、テレビCMとFacebook動画広告を掛け合わせると、ターゲットリーチ効率がテレビCM、Facebook動画広告単体より高まった。最も高い出稿額で単体のFacebook動画広告は16.0%、テレビCMが76.8%に対し、掛け合わせると80.2%だった。中でも若年層での向上効果が目立ち、女性20~34歳はそれぞれ27.9%、75.8%、81.7%となった。広告認知率は、テレビCMのみの接触が38.0%、Facebook動画広告のみは27.1%だが、テレビCMとFacebook動画広告の重複は52.8%と最も高かった。商品認知、購入利用意向のブランド評価も重複接触が高率となった。

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

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