矢野経済研究所、クラウドソーシングサービス市場調査で2013年度の流通金額規模は215億円

前年度比101.7%増、認知度がさらに高まって順調に増加、2018年度には1820億円と予想

調査・コンサルティングの矢野経済研究所は、クラウドソーシングサービス市場の調査を行い、結果を7月30日に発表した。2013年度のクラウドソーシングサービス流通金額規模は、仕事依頼金額ベースで前年度比101.7%増の215億円だった。クラウドソーシング事業者に対する直接面談や電話、メールでの取材、文献などで4~7月に調べた。クラウドソーシングサービスは、企業・団体がインターネットを介して不特定多数の登録ワーカーに業務を委託するサービスを指し、調査では、依頼した仕事の金額総額を流通金額規模として算出した。

2011年3月の東日本大震災以降の在宅ワークやテレワークへの需要の高まりを背景に、流通金額規模は2012年度に前年度比140.5%増と高い伸びを示した。2013年度はクラウドソーシング事業者の積極的なPRの効果もあり、認知度がさらに高まり、引き続き順調に増加した。2014年度には、業界団体の一般社団法人クラウドソーシング協会が設立されて利用促進への取り組みが進むため、さらに成長が期待される。2012年度から2018年度までの年平均成長率は60.5%で推移し、2018年度には流通金額規模は1820億円に達する、と予測している。

矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/

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