日本ネット経済新聞ダイジェスト
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夢展望が東証マザーズ7月上場へ SPA型ファッションECでは初

販売する商品を自社開発するSPA型のファッションEC企業の上場は初めて

女性向けファストファッションの通販サイト「夢展望」を展開する夢展望(本社大阪府、岡隆宏社長)は6月7日、東証マザーズ市場に新規上場すると発表した。上場予定日は7月10日。ファッションEC企業ではこれまでにスタイライフ、マガシーク、スタートトゥデイが上場しているが、販売する商品を自社開発するSPA型のファッションEC企業の上場は初めて。

1000~3000円台の商品を中心に取り扱い、中高生から20代前半の女性に人気となった。顧客層の広がりに伴い、最近は複数のブランドを展開し、各年代に合った商品を提供している。今年2月からは、QVCジャパンと協業し、30代女性向けの新ブランド「ChapterOne(チャプターワン)」をQVC専門商品として販売している。

会員数は約135万人。12年9月期の売上高は62億94万円(前期比5.9%増)。スマートフォン(スマホ)にも早くから対応し、現在の売り上げの約7割がスマホ経由になっている。

上場に伴い、30万株を公募し、引受人の買取引受による10万300株とオーバーアロットメントによる6万株を売り出す。公開価格決定日は6月28日。

・夢展望株式会社
http://www.dreamv.co.jp/

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