ニールセン、デジタル機器を利用する消費者の行動調査の結果で複数同時使用が3分の2

若いほど比率が高く、組み合わせはテレビとパソコン、パソコンと従来型携帯電話の順

メディア視聴行動分析サービスのニールセンは、テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット端末などデジタル機器を利用する消費者の行動調査の結果を10月24日発表した。複数の機器を同時に使う割合は3分の2にのぼり、若いほど高く、最も多い組み合わせはテレビとパソコンだった。調査は15~69歳の全国の男女を対象に9月7~10日に行い、サンプル数は年代、男女均等で計3096。

68%が複数機器を同時に使うことがある、と答えた。年代別内訳では10代と20代が19%、30代が17%、40代と50代が16%、60代が14%となり、年代が下がるにつれて高い傾向にある。男女の比率は半々。同時使用が多い機器はテレビ(32%)、パソコン(29%)、スマートフォン(15%)の順。組み合わせはテレビとパソコンが59%と最多で、次いでパソコンと従来型携帯電話だった。

購買に関して、関心から比較検討、購入まで各段階で活用した商品カテゴリー別の機器に関しては、化粧品は段階が進むにつれてテレビの割合が下がり、他の商品よりスマートフォンの比率が高かった。アルコール飲料は関心の段階ではテレビが高く、電化製品は全ての段階でパソコンが中心になっていた。ニールセンはこの調査結果「デジタル・コンシューマ・データベース」を同日発売した。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

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