アドビ、ソーシャルメディア解析ツール「Adobe SocialAnalytics」日本語版を2012年上旬に提供

ソーシャルメディアが売り上げに貢献したか、マーケティング的な測定にも対応

アドビ システムズは、ソーシャルメディアのモニタリング、測定、収益化を実現するマーケティング部門向けのソーシャルメディア解析ツール「Adobe SocialAnalytics(アドビ ソーシャルアナリティクス)」日本語版を2012年上旬に提供する、と10月26日に発表した。アドビのオンラインビジネス最適化プラットフォーム、Adobe Digital Marketing Suite, powered by Omnitureを構成する新製品として提供する。

Adobe SocialAnalyticsは、アドビが提供するソーシャル測定・最適化ツール「Facebook Measurement」「Facebook App Measurement」「Mobile App Measurement」「Viral Video Measurement」「Twitter Measurement」を保管するもので、あらゆるソーシャルプラットフォームの測定をマーケティング活動の流れにそって行えるようにする。

ソーシャルメディア上の声の測定は、企業のマーケッターが独自にキーワードを追加可能で、どのソーシャルネットワーク上でどういった消費者の声があるのか把握できる。キーワードの総数だけでなく、だれが発言しているのか、ブランドへの影響力がどのぐらいあるのかといった数値も同時に割り出す。Facebookであれば、Facebookページやファンに関する属性データ、「いいね!」ボタンのクリック数や共有などの要素を測定できる。Twitterでは、フォロワー数のデータはもちろん、Webサイトへの訪問者数やTwitterが他のチャネルにもたらす影響なども把握できる。実際のつぶやきを管理画面上で表示し、そこから返信するといった使い方も可能だ。

また、アクセス解析ツールの「SiteCatalyst」と連携し、サイト上の解析データを組み合わせることで、ソーシャル上のやり取りが実際の売上に結びついたのか、営業的な評価も可能だという。単純にソーシャル上の声を集めるだけでなく、友人への紹介が最終的なCVRに影響しているのか、「いいね!」あたりの売り上げはいくらかなど、トラフィックやCVRなどとの関連性を測定する。

メンション、売上高など様々な指標を選択可能
ソーシャルのトレンドと売上の関係を見ることも
どんな人が発言しているのか影響度なども調べられる
ツイートの内容を把握することも

日本語版の提供は2012年上旬を予定しており、発表当日から日本企業向けの顧客開拓を行っていく。Facebook、Twitter、YouTubeなどのほか、地域特有のソーシャルネットワーク企業との連携も考えているという。

アドビ システムズ
http://www.adobe.com/jp/

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