視線分析で動画広告演出する「GAZE HACK(ゲイズハック)」をトランスコスモスとSOOTHが共同で開発、提供開始

視聴者がどのタイミングで何の要素を見ているかをわかりやすく可視化
岩佐 義人(Web担 編集部) 2019/7/4 16:18
視聴者の視線を分析して可視化

ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、生体反応データ解析のSOOTHと共同で、動画広告視聴時のユーザーの視線を分析し、その分析結果をもとに動画広告の演出を最適化するメソッド「GAZE HACK(ゲイズハック)」を開発・提供開始した、と7月3日発表した。

インターネット動画広告は、情報量が多いためクリエイティブ自体の分析が困難で、広告効果の改善に向けたPDCAを課題とする企業が多い。GAZE HACKは、専用の計測機器で取得したアイトラッキングデータを動画上に表示し、視聴者がどのタイミングで何の要素を見ているかをわかりやすく可視化する。

さらにSOOTHが開発した「視線カウンター」を活用し、各要素に対する視線の集中率を1/30秒単位で集計してスコア化する。これらの分析結果を基に動画クリエイティブの構成要素のレイアウトや表示タイミングなどを最適化することで、より視聴者に「伝わる」動画を制作することが可能になるという。

 

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