ヤフーがアドフラウド広告撲滅を目的に広告の各ガイドライン改定、運営者の条件を新設

実体不明なメディアを排除、誤クリック・誤タップでの収益を狙う不正防止へ実装も制限

ヤフーは、広告に関わる配信、実装、トラフィッククオリティの各ガイドラインを改定して10月25日から適用する、と10月22日発表した。不正広告のアドフラウドの撲滅を目的にする。広告配信ガイドラインに運営者の条件を新設して実体不明なメディアを排除するとともに、広告実装では誤クリック・誤タップでの収益を狙う不正防止へ実装方法を制限する。

アドフラウドは人ではなくプログラムが閲覧・クリックして広告効果を不正に水増しする広告を意味する。広告配信ガイドラインは、広告配信先運営者に関するポリシーで、メディアとしての知名度・実績があることと、広告配信先サイト内の情報に信頼性があることを広告配信先運営者の条件にした。広告配信先運営者はこの両方の条件を満たす必要がある。

広告実装ガイドラインは、サイトやアプリにポップアップ表示するインタースティシャル広告について、ユーザーの行動を阻まないタイミングでの表示や、広告のクリック・タップ以外に離脱できるようにすることなどをポリシーに加えた。ヤフーはアドフラウド対策で9月21日から広告配信の一部を一時的に止め、安全性が確認できたサイトから再開している。

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