シニアの飲食店情報サイト/アプリ選び、「検索のわかりやすさ」「店舗数」を重視【マイボイスコム調べ】

マイボイスコムは「飲食店情報の検索に関するアンケート調査(第10回)」を実施した。

マイボイスコムは自社のアンケートモニターを対象に「飲食店情報の検索に関するアンケート調査(第10回)」を実施し、10,118名から回答を得た。この調査は2012年以降、年に1回のペースで実施されている。なお、調査結果を読み解くにあたり、回答者に占める中高年(40代以降)の比率が8割を超えている点に留意したい。

飲食店情報を調べる頻度は「年に数回程度」26.5%、「月に数回程度」18.5%。「調べない」も25.5%あり

「あなたは、飲食店情報を調べる際に、どのくらいの頻度で本・雑誌やインターネット(PC・携帯電話・スマートフォン)などを使っていますか」との問いに対する結果は以下のとおり。

本・雑誌やインターネットなどを使って飲食店情報を調べる人は7割強で、頻度は「年に数回程度」がボリュームゾーンとなっている。

スマホのサイト/アプリがひきつづき増加。PCサイトと紙媒体の減少傾向も変わらず

前項で飲食店情報を「調べる」と回答した人に、その情報源を複数回答可で聞いた結果がこちら。

「パソコンのインターネットサイト」(72.7%)が依然として1位ではあるが、その比率は年を追うごとに減少。対照的に、「スマートフォンのインターネットサイト」(38.2%)、「スマートフォンのアプリ」(18.4%)が年々増加している。「フリーペーパーやグルメ雑誌などの紙媒体情報」(27.5%)も減少傾向にある。

サイト・アプリの選定時に重視するのは「登録店舗数の多さ」「検索方法のわかりやすさ」

飲食店情報を調べる際に利用するサイト・アプリを聞いた結果がこちら(複数回答可)。

「ぐるなび」(64.9%)の漸減、「食べログ」(62.3%)の漸増は変わらず、2強となっている。「ホットペッパーグルメ」(33.1%)が続く。なお、女性では「食べログ」が7割弱で1位とのこと。

飲食店情報サイト・アプリの選定時に重視する点を聞いたところ(複数回答可)、「登録店舗数の多さ」(37.5%)、「検索方法のわかりやすさ」(35.8%)などが上位に挙がった。男性60・70代や女性50代以上では「検索方法のわかりやすさ」が1位とのこと。

また過去調査と比べて、「割引クーポンなどの特典の多さ」は減少傾向にある。

女性は「店や料理の写真」「利用者の口コミ情報」を重視

「飲食店情報サイト・アプリ利用者の利用目的」(複数回答可)は、「食べたいメニューのある店を探すとき」「条件にあう店を探すとき」が各40%台、「出かけたことのない地域にある店を探すとき」「行く前に、店について調べたいとき」「店の場所を知りたいとき」が各30%台。『ホットペッパーグルメ』主利用者は「クーポンを利用できる店を探すとき」、『食べログ』主利用者は「お店の評価を知りたいとき」、『一休.comレストラン』主利用者は「店に、ネットで予約をしたいとき」の比率が他の層より高くなっているという。

「飲食店情報サイト・アプリで利用する情報の内容」(複数回答可)としては、「お店の場所」「価格帯」「料理のジャンル」「営業時間・定休日」「メニュー・品書き」が上位にあがっている。女性は「店や料理の写真」「利用者の口コミ情報」が男性を約12~13ポイント上回り、『ホットペッパーグルメ』主利用者では「クーポン」「飲み放題の有無」の比率が他の層より高くなっているとのこと。

調査概要

  • 【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年8月1日~8月5日
  • 【回答者数】10,118名
  • 【回答者属性】・性別:男性54%、女性46% ・年代別:10代0%、20代4%、30代12%、40代26%、50代29%、60代~70代30%
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