保護者の6割が新聞を購読せず。理由は「ニュースアプリで十分」「お金がかかる」【アクトインディ調べ】

アクトインディは、12才以下の子どもを持つ保護者を対象に「新聞に関するアンケート」を実施した。

アクトインディは、12才以下の子どもを持つ保護者366名を対象に「新聞に関するアンケート」を実施した。

「新聞を定期購読している」は保護者の4割。3人に1人は購読経験なし

新聞の購読状況を聞いたところ、「紙の新聞を定期購読している」が37%、「電子版の新聞を定期購読している」が4%となり、新聞を購読中の保護者は4割にとどまった。「新聞を定期購読したことはあるが現在はしていない」が29%、「今まで新聞を定期購読したことがない」は33%。

この結果について同社では、アンケートの回答者である「12才以下の子どもがいる保護者」が「大学生もしくは社会人になった時にはすでにインターネットが普及し、ニュースなどの情報はネットで見るという世代」であることを反映したものだと指摘している。

なお、購読している新聞の種類は以下のとおり。

新聞を読む理由は「昔からの習慣」。読まない理由は「ニュースアプリで十分」「お金がかかる」

新聞を購読している保護者に「新聞を読む理由」を聞いた結果がこちら。半数が「昔からの習慣」を挙げ、「テレビやネットより詳しい情報が知りたいから」が続く。

新聞を購読していない保護者に「新聞を読まない理由」を聞いた結果は以下のとおり。購読経験あり(青)と購読経験なし(グレー)でいくらか傾向の差はみられるが、トップ3の「ニュースアプリの情報で十分だから」「新聞を取る(契約する)とお金がかかるから」「テレビの情報で十分だから」は共通している。

子どもが新聞を読む家庭は17%。「ニュースや新聞で話題になったことを子どもと話す」は54%

子どもが新聞を読んでいるという家庭は17%。大人用の新聞を子どもが読んでいるケースと、子ども用の新聞を読んでいるケースとが半々となっている。

子どもが新聞を読み始めた時期は、「小学校低学年から」と「小学校高学年から」がそれぞれ約4割。

また「ニュースや新聞で話題になったことを家庭で子どもと話すことがあるか」という問いに対して、「よく話す」が11%、「時々話す」が43%、「全く話すことはない」が46%となった。ただし、子どもが未就学児(6才以下)の場合と小学生(7才以上)の場合で構成比に差が見られる。

保護者の7割が子どもに新聞を読んでほしいと希望。目的は「学習」「世の中の動きを知る」など

「子どもに新聞を読んでほしいと思うか」との質問に対しては、「とても読んでほしい」が15%、「できれば読んでほしい」が53%となった。

子どもに新聞を読んでほしい理由を聞いたところ、「読解力、語彙力、漢字の学習に役立つから」が62%、「世の中の動きについて知ってほしいから」が51%、「興味関心を広げてほしいから」が45%となった。

「どんな新聞なら子どもと読みたいか」という質問に対しては、「短い文章でわかりやすく記事を書いてある」「子どもと一緒に参加できる地域イベント情報が載っている」「子どもと一緒に楽しめるクイズやパズルが載っている」「イラストや漫画が載っていて親しみやすい」などが上位を占めた。

調査概要

  • 【調査対象】12歳以下の子どもを持つ保護者
  • 【調査方法】アクトインディが運営するお出かけ情報サイト「いこーよ」上でアンケートを実施
  • 【回答者数】366名
  • 【調査時期】2018年8月6日~9月3日
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