富士通とトレジャーデータがデジタルマーケティング事業で協業

富士通のエクスペリエンス・データ・プラットフォーム(XDP)にTREASURE DMPを連携

富士通とトレジャーデータは、デジタルマーケティング事業において協業することを5月12日に発表した。

今回の協業は、富士通のデジタルビジネスプラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク)」で展開しているデータ分析とデータのマーケティング活用のためのプラットフォーム「eXperience Data Platform(エクスペリエンス・データ・プラットフォーム)」(XDP)に、大量のデータ分析に強みをもつトレジャーデータのプライベートDMPクラウドサービス「TREASURE DMP(トレジャー・ディーエムピー)」を連携できるようにするもの。

この連携により、各種アプリケーションやモバイル端末上での購買取引、Web閲覧などの顧客行動データ、年代・性別などの属性データ、店頭での購入データ、さらにはセンサーデータといった大量データを収集・蓄積し、高速分析できるようになる。

これまでもXDPでは連携システムからCRMやPOSデータ、マーケティングのための顧客データを利用できていたが、そこにTREASURE DMPで取り込めるサードパーティデータ統合し、大量のデータを高速処理できるようになる。

富士通では、こうした連携により、デジタルマーケティング業務のPDCAをスピーディーに回したり、メールや広告配信などを最適化したりできるようになり、最終的には顧客の購買やサイト会員登録といったコンバージョン(成果)を改善できるようになるとしている。

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