多言語翻訳ツール「QR Translator」発売、QRコードを読み取った端末の言語設定にあわせて翻訳文を表示

伸和エージェンシーとPIJINが提携し、QRコードを使う多言語Webソリューションを販売
岩佐 義人(Web担 編集部) 2015/6/30 12:01

大和ハウスグループで、広告・ツーリスト事業を行う伸和エージェンシーは、多言語Webサイトの企画・コンサルティングを行うPIJINと提携し、PIJINが開発したQRコードを使う多言語Webソリューション「QR Translator(キューアール・トランスレーター)」の販売を7月1日に開始する、と6月29日発表した。QRコードをスマートフォンやタブレット端末で読み込むと、日本語の情報を各端末で設定した言語で表示する。QRコードと、クラウドによる多言語翻訳を組み合わせたサービスで、日本国内では特許を取得、国際特許出願(PCT)も完了しているという。

QR Translatorは、Webサイトが発行するQRTコード(QRコードと言語識別アイコンが一体となったマーク)を看板に設置したり、文書と一緒に印刷して利用できる。ユーザーが自分の携帯端末でコードを読み取ると、ユーザー端末の言語設定を認識して翻訳文を表示する。スペースの都合で表記が難しかった施設にも多言語での案内や商品・サービスの説明が掲示できるようになる。すでに「あべのハルカス近鉄本店」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接する「ユニバーサル・シティウォーク大阪」、「コレド室町」などの店舗や、高松市や仙台市の自治体が利用している。対応言語は英語、日本語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語など19言語となっている。

伸和エージェンシー
http://www.shinwa-agency.co.jp/

QR Translator
https://shinwa.qrtranslator.com/jp/

用語集
QRTコード / QRコード / Webサイト / スマートフォン / タブレット / 多言語 / 店舗 / 日本語 / 端末 / 翻訳 / 自治体 / 言語
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ユーザビリティテスト
ユーザビリティテストとは、Webサイトやアプリなどのユーザビリティ上の問題点を見 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]