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ローカルSEOの検索順位で、Googleマイビジネスの重要性が高まる。決定要因を徹底分析する【前編】

ローカル検索順位の決定要因に変化が――Google マイビジネスの重要性が飛躍的に高まる一方、サイテーションの重要度は低下しているという【前編】
筆者の見解はすべて筆者自身のものであり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、Mozの見解を反映しているとは限らない。
 

ローカル検索順位の決定要因の発表からもう1年(と半年)が経ち、ローカル検索は大きな成長と変化を続けている。2018年の最大の変化はGoogle マイビジネスのシグナルで起こっているが、一方で、レビューの重要性が高まり、サイテーション(引用、言及)の重要性は低下していることだ。

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Google マイビジネスの重要性が飛躍的に高まる

グーグルは、ますますGoogle マイビジネスに多くの機能を追加している。同社はローカル検索に売上の可能性を見出しており、Google マイビジネスをGoogle+から適切に切り離したことで、ローカルを開発(および収益化)する明確な道筋が整った。以下に挙げるのは、2017年版ローカル検索ランキング決定要因の発表以降にリリースされた、Google マイビジネスの主要機能のほんの一部だ。

  • すべてのGoogle マイビジネスユーザーが利用できる「投稿」
  • 質問と回答
  • ウェブサイトビルダー
  • サービス
  • メッセージング
  • 動画
  • 「投稿」での動画

これらの機能により、今日のローカル検索の原動力となっている決定要因の重要性に変化が生じている。2018年には、Google マイビジネス固有の決定要因が調査史上、最も増加した。Google マイビジネスのシグナルは現在、ローカルパック/ローカル検索画面の円グラフで25%を占めている。

 
ローカルパック/ローカル検索画面に含まれるシグナル(2018年)Google マイビジネスリンクレビューオンページソーシャルサイテーションパーソナライゼーション行動型
 

投稿、質問と回答、画像や動画のアップロードなど、Google マイビジネス固有の機能は、検索順位を上げる要因として解説記事で頻繁に言及されている。多くの企業はまだローカル検索のこうした側面に投資していないので、これらの機能は現時点で競争に有利だ。誰もがやり出すようになる前に、いち早く取りかかるべきだ。

ToDoリスト:

  1. 今すぐ投稿機能を使い始める。少なくとも週に1回、できれば週に数回使うと良い。すでに、FacebookやInstagram、Twitterに記事が同時投稿されるように設定しているだろうか? グーグルへの投稿にも同様の、編集したコンテンツを使うだけだ。また、投稿記事の中でCTA(Call to Action:行動喚起)を使用して、直接コンバージョンを促すこともできる

  2. グーグルの「質問と回答」に、独自の質問と回答を投稿する。関連性が非常に高く、意味的にリッチなこのコンテンツをグーグルに提供しよう。関連性が重要だ。

  3. 写真や動画を定期的にアップロードするGoogle マイビジネスに動画をアップロードできるようになったのはご存知だろうか?)。

  4. 自分のプロフィールが完璧なものであることを確認する。Google マイビジネスに空のフィールドがある場合は入力しよう。Google マイビジネスのアカウントにしばらくログインしていない人は、リスティングに新たに追加できるようになったデータポイントの多さに驚くかもしれない。

こういった作業に、なぜ時間を費やすべきなのだろうか? それは、コンテンツの追加によって関連性をさらに高められる可能性があることに加えて、有益なエンゲージメントシグナルを送信することにもなるからだ。

リスティングに定期的にログインしてコンテンツを提供することで、自分がリスティングを気にかけて積極的に関与するビジネスオーナーであることをグーグルに示すことになり、ローカル検索の専門家らは、これも検索順位で恩恵を受ける要因になっているとみている。

ここには、別の観点からのエンゲージメントもある。それはユーザーエンゲージメントだ。ユーザーが関与できるコンテンツをさらに提供することで、リスティングでの滞在時間が増え、あちこちクリックして、行動に関する有益なシグナルをグーグルに送信してもらえる。

レビューの重要性が高まる

2018年には、レビューシグナルの重要性も引き続き高まっている。

レビューシグナル
 

2015年のレビューシグナルは10.8%だったので、レビューシグナルの重要性は過去3年間で43%高まったことになる。

 

現場では、レビューへの投資から得られるメリットについて多くの声が聞かれた。僕が特に注目すべきだと思ったのは、レビューに関するデビッド・ミーム氏のコメントだ。「現在、あなたにとって特に効果的な戦略や戦術は何ですか?」と尋ねられた同氏は、次のように答えた。

「僕が定期的に見ている検索結果では、レビューがますます大きな役割を果たすようになっている。サイテーションがここ数年の間に「やるのが当たり前のこと」になったように、今ではレビューも同様にやるのが当たり前になりつつあるようだ。

中規模から大規模の大都市圏では、レビューが少ないか、あるいはまったくないのに3パックに表示されることが可能だった業界も、現在では少なくとも数十件のレビューが書き込まれたビジネスが掲載されている。しかも、そうしたレビューの多くは過去数か月以内のものだ。これは、継続してフィードバックを得ることの重要性を示している。

検索順位の上昇が、レビューの件数やレビュー本文中のキーワード、またはそうした貴重な要素が生み出すクリックスルー率の上昇に起因するかどうかは、今後もはっきりとはわからないままだと思う。

ただわかっているのは、ほとんどのビジネスにとって、正しい方法でうまくいくように僕が最も多くの時間と手間を投資するのはローカルSEOの分野だということだ。この分野には、よりよいビジネスを構築する助けになる、はるかに重要なフライホイール効果もあるはずで、これについてはGatherUpが何年も前から指摘している」

レビュー内にキーワードが含まれることも、決定要因として上昇している。2017年の調査では、ローカルパックおよびローカル検索画面の決定要因で26位だった。今回は14位に上昇している。

これがローカル検索の順位決定要因であることはわかっているし、僕たちが話題にしているのは検索順位の上昇を促す要因についてだが、検索順位より大事なものをご存知だろうか? それはコンバージョンだ。そう、レビューは確かに検索順位を引き上げてくれるが、レビューはそれ以上に大きな価値がある。なぜなら、好意的なレビューが山ほどあれば、人々は電話をかけてくれるし、本来なら、それがゴールだ。したがって、まだレビューをフル活用していない人は、早速取りかかろう!

レビューに関する簡単なToDoリスト:

  1. (当然ながら)グーグルでさらに多くのレビューを得るよう努める。すべての顧客に依頼しよう。

  2. 顧客にレビュー内で特定のサービスや製品に言及してもらうよう求め、レビュー内にキーワードが含まれるように働きかける。

  3. すべてのレビューに返信する(オーナーが返信すると、グーグルからレビュー投稿者に通知されるようになったのはご存知だろうか?)。

  4. レビューだけに重点を置いてもいけない。直接フィードバックもしてもらえるよう顧客に積極的に働きかけることで、スキーマやJSONでマークアップし、検索結果で星が得られるようになる。

  5. グーグルでうまくいったら、範囲を広げて、自分の業界で重要な他のレビューサイトでもレビューを得よう(ただし、引き続きグーグルにも顧客を送り込むこと)。

レビュー戦略に関するさらに詳しい議論については、僕が2018年にMozConで行ったプレゼンテーションのブログ版「How to Convert Local Searchers Into Customers with Reviews」(レビューによってローカル検索ユーザーを顧客に転換するには)を見てほしい。

この記事は前後編の2回に分けてお届けする。Google マイビジネスとレビューについて概観した今回に続き、後編となる次回は、リンクとサイテーションに、そしてローカル検索の今後について説明する。

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