初代編集長ブログ―安田英久

YouTuberは信用しない、コンテンツは「正確・役立つ・シンプル」が重要――日本1000人調査

YouTuberやSNS有名人のコンテンツは信頼できない、放送局・ニュースサイト・メーカーの情報は信頼できる、コンテンツで重要なのは正確・役立つ・シンプル
YouTuberやSNS有名人のコンテンツは信頼できない
放送局・ニュースサイト・メーカーの発信するコンテンツは信頼できる
コンテンツで重要なのは、正確であること・役に立つこと・シンプルであること

アドビが日本人1000人に対して行ったコンテンツに関するトレンドの調査結果を紹介します。

日本人はコンテンツの正確さを他国よりも重視、ほかには「役に立つ」「シンプル」も重要視

コンテンツでどんな点を重要視するかに関する調査では、

  • 正確であること
  • 役に立つこと
  • シンプルであること

が、他の項目よりもはるかに重要視されていることがわかりました。

特に「正確なコンテンツ」を求める声は、日本では89%と他国と比べても多いようです。

というのも、この調査は日本だけでなく米国・英国・フランス・ドイツでも行われているのですが、他国に比べると、日本ではこの項目を重視する人が多かったのです(日本89%に対して、米国80%、英国84%、ドイツ74%、フランス79%)。

個人的には、実際のコンテンツ消費やシェアの行動と比べて、この調査結果が美しすぎる気がします……あるべき姿をあらわしすぎていると言いますか、なんと言いますか。まぁ、調査票を見てみないことにはなんとも言えませんが。

YouTubeや芸能人のコンテンツは信頼しない

だれが発信するコンテンツを信頼するか・シェアするかの調査では、興味深い結果が出ています。

「YouTuberやSNSで活躍する有名人」「マスメディアで活躍する芸能人」のコンテツはシェアするものの信頼しないという結果だったのです。

それに対して、信頼するという回答が多かったのは、「家族や友人、同僚」「ニュースサイト」「主要放送局」のコンテンツ。

メーカーの一次情報に関しては、「購入する製品の販売元」が発信する情報は信頼する傾向があるけれども、「購入しない製品の販売元」が発信する情報は、信頼する度合いがかなり低い(YouTuberの情報よりも低い)という結果でした。

個人的には、「シェアするけれども信頼しない」というのがどうも行動として納得いかないといいますか……。

私はまとめサイトの情報や中途半端な情報はシェアしないようにしています。それは「情報をシェアするというのは、その情報を他者に自信を持って推奨できるか」と考えているからです。

でも多くの人は、「おもしろいからシェア」という行動を(あまり)気にせずにやっちゃうものなんですかね。

あと、メーカーの一次情報に関して大きな差異がある点は、「購入する製品の販売元」を「自分がファンである企業」、「購入しない製品の販売元」を「よくわからない企業」と読み替えると、納得できますね。

(「政府関係者によるコンテンツ」の信頼できる度合いに関してはノーコメント)

情報をシェアする行為には、どんどん慎重になっている?

オンラインでの情報のシェアに関する意識の調査では、「5年前に比べて情報のシェアに慎重になっている(気を付けるようになっている)」という回答が70%以上でした。

世代別にみると、若年層ほどのその傾向があるようです。

とは言うものの、おなじ「5年前と比べて」でも、若年層の5年前からの変化と高齢層の5年前からの変化は大きな違いがある点には注意が必要です。

25歳未満の人は、5年前なら「あまりよくわかっていなくて若気の至り」で無茶なことをしていた可能性が高いですからね。

そう考えると、時代の変化に対応した意識の変化という意味では、世代間の差はさほど多くないようにも思われます。

◇◇◇

全体として、「いまの時代の消費者でこの調査結果が出るのは、どんなパネルでどんな調査票だったのかな」という点は、少しだけ気になる調査でした。

とは言うものの、コンテンツに対する消費者の意識が変わってきているだろうことは、間違いないでしょう。

こうした情報を含めて、自社の顧客のメディア接触や情報接触が、態度面でも意識面でもどのように変化しているのかについては、常にキャッチアップしておきたいものですね。

マーケティングというものは「何を」「どう」するのかよりも前に「だれに対して」「なぜ」するのかという点が重要なのですから。

調査概要

この調査は、消費者のコンテンツに関する意識を調査するために、アドビが行ったもので、実際の調査は調査会社のAdvanisが行いました。

この記事で紹介したのは主に日本の情報ですが、調査は米国、英国、フランス、ドイツ、日本の5か国で実施されています。

  • 調査手法: オンライン調査
  • 調査対象: デジタルデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)を1台以上所有する18歳以上のユーザー
  • 日本の調査結果の回答数: 1000人
  • 調査期間: 2017年12月15日~21日

ソース: アドビ、消費者のコンテンツに関するトレンドを発表(Adobe Experience Cloud Japan Blog)

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