SEO施策はスパムにもなる諸刃の剣

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

Web担当者Forumを見ていてこんな記事を見つけました。

「有料リンクだとみなされることなくリンクを手に入れる8つの方法(前編)」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/03/12/5159

キャッチーで、タイムリーな内容ではありますが、スルー出来るないようではありませんでした。

それと言うのも、検索エンジンのスパム取締り努力を、引いては検索エンジン利用者のユーザービリティを阻害するものだからです。

紹介されているどの施策も、確かにリンクを得る事が可能でしょう。
だからこそ、「それではいけない!」と思ったのです。

検索エンジンを利用しているユーザーが、求めている情報を提供するというのが、検索エンジンの至上命題です。

検索エンジンは、その創世記より今日まで、怠ることなく日々邁進してきました。

検索エンジン提供者、YahooにしろGoogleにしろ企業として運営している以上は、利益を追求しているのでしょうが、サービスの根本として人々に支持されなければいけないわけです。そうしなければ、人も集まりませんし、お金も生み出すことが出来ないからです。そういったいやらしい部分もありつつも、人々に支持される為にコツコツとサービスを作り上げてきたのが検索エンジンです。

つまり、「人の役に立つ」というコンセプトで運営しているサービスを、「利己的な思惑で阻害する方法をお教えします。」といったようなニュアンスでも受け取れる内容の記事なのです。

一般的に、情報商材やアフィリエイト周りの記事は、この様なものばかりです。
ですが、少なくとも自分が数年来に渡って携わっている業界の、この様な投稿は見過ごすことが出来ませんでした。

自分でも感情的になっていることも理解はしていますが、「自分が良ければ、他は知った事ではない。」といったこのような考え方は、テロリズム以外のなにものでもないのではないでしょうか?

自分の主義主張を通す為に、他人を巻き込む自爆テロと何が異なるのでしょうか?

これは、リアルだろうが、バーチャルだろうが同様の真理だと思います。

ITリテラシーだけでなく、人としてのリテラシーを養うべき時なのかもしれません。

フォローを入れさせてもらうとするのであれば、「こんなやり方もありますよ。」といった紹介記事に過ぎないかもしれません。

しかし、それはモノの言い方一つで、善にも悪にもなる諸刃の剣なのだと考えます。

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SEO対策レポートhttp://seo.anabebe.com/
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