凸版印刷とONE COMPATH、unerryが協業して「リテールメディア」構築・運用を支援

「Shufoo!」と「Beacon Bank」の人流・購買データ活用、クッキーレスでマーケティング

凸版印刷とグループのONE COMPATH(ワン・コンパス)、リアル行動データプラットフォーム運営のunerry(ウネリー)の3社は、流通やメーカーなど消費者向け商品・サービスを提供するリテール企業向けデジタルマーケティングで9月1日から協業を始める、と8月31日に発表した。増えてきたリテール企業の自社メディアや顧客データを活用して広告配信する「リテールメディア」の構築・運用をワンストップで提供する。

凸版印刷は、豊富なデジタルマーケティング支援ノウハウを生かしてメディア設計から運用サービスを提供。ONE COMPATHの電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」の1600万人のユニークユーザーと、月間100億件超の人流・購買データを蓄積したunerryのリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を活用し、サイト閲覧履歴を記録したクッキーを使わない行動ターゲティング広告や来店効果の計測を融合する。

大手プラットフォーム企業による第3者サイトを経由したサードパーティークッキーの規制でクッキーレス時代となり、従来のようなターゲティング販促広告や効果計測施策が困難になった。リテール企業自身が持つファーストパーティーデータの有効活用が求められており、3社は連携して消費者が満足できるリテールメディア構築・運用支援を皮切りに、リテール企業のDX(デジタル変革)を推進するサービスを提供していく。

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