既婚男性のお財布事情、4人に1人は「ランチ代500円以下」。1,000円出せる人はわずか6%!?【ネクストレベル調べ】

おこづかい制の家庭が7割近く、毎月「3万円以下」がほぼ半数を占める。

ネクストレベルは、「既婚男性の“お財布事情”」に関する調査結果を発表した。おこづかい制をとっている家庭の割合やその金額、へそくりの有無、平日ランチの金額などについて、既婚男性185人から回答を得ている。

おこづかい制の家庭が6割以上、「3万円以下」が半数近く

まず毎月のおこづかい額を聞くと、おこづかい制の世帯が68.6%、おこづかい制でない世帯が31.4%だった。おこづかいの額では毎月「2万円以下」25.4%がもっとも多く、「2~3万円」21.1%と合わせるとほぼ半数を占める。

世帯年収別に見ると、1,000万円以下世帯では60%後半~70%後半がおこづかい制だったが、1,001万円以上では47.4%まで激減する。金銭的な余裕から妻による家計管理の枠がなくなると考えられる。なお子どもあり世帯ではおこづかい制は70.4%、子どもなし世帯では64.0%と、やや差はあるがここまで極端ではない。

世帯年収別でおこづかい額を見ると、もっとも多いゾーンは400万円以下世帯では「2万円以下」41.2%、401万円~600万円世帯では「2万円以下」38.3%、601万円~800万円世帯では「2~3万円」35.7%、801万円~1,000万円世帯では「3~4万円」20.0%、そして1,001万円以上世帯では「おこづかい制ではない」52.6%だった。なお、おこづかい制の比率がもっとも高いのは、世帯年収401万円~600万円以下の層だった。

おこづかいはもっと増額してほしいが、家計を任せる安心も

「自分のおこづかいについてどう思うか」を複数選択式で回答してもらうと、最多は「足りないので増額したい」32.4%だが、「額に不満はあるが仕方ない」21.1%がそれに続くなど、家計の範囲で納得しているようだ。実際、他の選択肢を見ても「おこづかい制自体に満足」11.4%に対し「おこづかい制自体に不満」は4.9%に留まっており、「(妻に)家計管理をしてもらって助かる」も13%と多い。

一方で、「へそくりの有無」(奥さんが把握していないお金)を聞くと、「へそくりはまったくない」51.9%が半数を超えた。あると回答した人も「30万円以下」で26.5%を占めるなど、基本的にはへそくりを作らず頼らず生活していることがわかる。

世帯年収別に見ると、ほぼ世帯年収に比例しへそくりがある人の比率も上昇し、400万円以下では32.4%に留まっているが、1,001万円以上では63.2%に達している。なおへそくりを持つ理由については「妻へのプレゼント代」「趣味のバイクの維持費」「将来のため」「友達と飲みに行く」「急な出費に対応できるように」などさまざまだ。

おこづかいの使い途は、圧倒的に「ドリンク」系

おこづかいの主な使い途となる「平日のランチ代」について聞くと、45.4%が「弁当を持参」、14.1%が「社員食堂やまかない(0円)」だった。弁当の持参比率を世帯年収別に見ると、世帯年収600万円以下では半数以上が弁当を持参しているが、年収が上がるほど比率が低くなる。これは世帯年収が高い=共働きのため、妻が弁当を作るのが難しいという理由もあるだろう。

残りのランチ代を支払う人たちを見ると、もっとも多いのは「301~500円」13.0%。一方「801~1,000円」4.9%、「1,001円以上」ゼロ%、「金額は気にせず」1.0%となっており、「ランチに1,000円を出せる」という人は多くとも5.9%に留まる見込みだ。

最後に「おこづかいの使い途」を聞くと、「飲物」61.1%がダントツで、「外食・飲み会」38.4%、「趣味・レジャー」37.8%、「昼食代」36.8%がそれに続いた。飲料は日常的に必要なため、どうしてもかなりの割合を占めているが、それに加え飲み会の費用が続いており、息抜きにドリンクがかかせないようだ。

調査概要

  • 【調査対象】既婚男性
  • 【調査方法】インターネットアンケート
  • 【調査期間】2021年6月7日~21日
  • 【調査実施主体】縁結び大学(ネクストレベル運営)
  • 【アンケート母数】185名
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