アパレルブランドは初心者でも立ち上げられる!立ち上げ方法や必要なものを解説

洋服や小物などを自分で制作して、アパレルブランドを立ち上げたいと考えている人もいるでしょう。独自のアパレルブランド立ち上げは大変だと考える人も多くいますが、実際はそこまで難しくはありません。この記事では、アパレルブランドの立ち上げ方法を解説します。これからアパレルブランドを立ち上げたい人は、参考にしてください。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

(目次)

  • アパレルブランドとは
  • アパレルブランドの立ち上げは誰でもできる?
  • オリジナルのアパレルブランド商品を売る方法
  • アパレルブランドの立ち上げに必要なもの
  • アパレルブランドを立ち上げるまでにすること
  • アパレルブランドを立ち上げた人の例
  • まとめ

この記事は、ネットショップかんたん作成のshop byが運営するオウンドメディア「ECナレッジ」から転載しています。  https://shopby.jp/ecknowledge/

アパレルブランドとは

アパレルとは、衣類や衣服などを指す言葉です。アパレルブランドとは、同じコンセプトや特徴のある商品を制作、販売を行う企業や個人を指します。たとえば、自分でコンセプトを決めて、特徴的なカラーやマークなどがある洋服や小物と売りたいと思うのなら、独自にアパレルブランドを立ち上げるとよいでしょう。

アパレルブランドの立ち上げは誰でもできる?

アパレルブランドの立ち上げは難しそうと考えている人もいるでしょう。しかし、アパレルブランドの立ち上げは誰でも可能です。

アパレル商品の写真

■特に資格や許可は必要ない

アパレルブランドを立ち上げるために、特別な許可や資格を取る必要はありません。基本的には、自身でコンセプトや特徴を打ち出せ、アパレルを制作・仕入れできる能力さえあれば、誰でもアパレルブランドを立ち上げられます。ただし、事業として行うのなら開業届は必要です。ちなみに、開業届はアパレル以外の事業にも必要となります。

■取り扱える商品の幅が広い

アパレルは衣類や衣服を指しますが、帽子や靴、ストールといった小物やアクセサリーなど、扱える商品の幅は広いです。そのため、ある分野に特化したニッチなすき間産業を狙える可能性もあるでしょう。

アイデア次第では、個人での運営でもチャンスをつかめ、売上が見込めるかもしれません。

■気軽に小規模から始められる

アパレルブランドというと、大手ブランドのような大規模なものを想像する人も多いかもしれません。しかし、個人で経営するアパレルブランドとして、リメイク品などの趣味の延長線上のものを販売しても構いません。必ずしも、デザイナーに委託して衣類を作成するというように大規模に始める必要はなく、数点のみの小規模から始めてもよいでしょう。

■ネットショップであれば店舗も必要ない

個人で初めてアパレルブランドを立ち上げるときは、ネットショップがおすすめです。実店舗での運営は、家賃や光熱費などの固定費がかかるため、売上が少ない月には赤字になるかもしれません。しかし、ネットショップであれば、自宅でも開業できます。失敗したときのリスクをかなりおさえられるでしょう。

オリジナルのアパレルブランド商品を売る方法

オリジナルのアパレルブランド商品を売る方法は、おもに4つあります。ここでは、それぞれの方法について解説します。

■ネットショップで出店する

ネットショップで出店する方法は、初心者にもおすすめの方法です。実店舗を構える必要がないため、自宅で開業も可能です。また、ネットショップを手軽に立ち上げられ、初期費用がかからないサービスもあるため、費用をかけずにアパレル商品を販売できることは大きなメリットでしょう。

■フリーマーケットで出店する

地域やイベントなどで開催されるフリーマーケットであれば、自分で店舗を用意しなくても対面販売ができます。出店費用も比較的安く済むため、初期費用を抑えながら対面販売したい人におすすめです。小規模でも出店でき、まだ商品の数が少ないような初心者でも参加しやすいでしょう。フリーマーケットなら、消費者の反応を直接確認できます。

■フリマアプリやネットオークションを利用する

フリマアプリやネットオークションは、インターネット上で、個人同士で取引を行う方法です。さまざまなサービスがありますが、なかには匿名発送ができるサービスもあります。そのため、自宅の住所や氏名を隠して取引したい場合にもおすすめです。大規模でユーザーの多いサイトであれば、人の目につきやすく集客しやすいでしょう。

■実店舗をもつ

テナントを契約して店舗を持ち、商品を販売する方法です。テナントの規模にもよりますが、商品が1~2点程度での出店は難しいため、ある程度の商品数が必要になります。また、実店舗を経営するための知識も必要です。家賃や光熱費などは毎月かかってくるため失敗時のリスクが高く、初心者向けの方法とはいえません。

アパレルブランド立ち上げに必要なもの

アパレルブランドの立ち上げに必要なものは、大きく分けて4つです。どのようなものが必要になるのか、以下で解説します。

■開業資金

アパレルブランドの立ち上げには、開業資金が必要です。どの程度の規模で立ち上げるか、商品を自分で作るのか仕入れるのか、などによって必要な開業費用は大きく変わります。必ず必要となる費用としては、商品の仕入費用や加工費などでしょう。

そのほかに、実店舗を構える場合には、テナントの契約料や改装費、家賃なども必要で、1,000万円以上もの資金が必要となる場合もあります。ネットショップの場合は、テナント関係の費用はかからず、サイト開設や運用にかかる費用だけで済みます。

■クラウドファウンディングを利用する方法もある

初期費用を集める方法として、クラウドファンディングを利用する方法があります。ただし、確実に目標金額が集まるわけではありません。クラウドファンディングで資金を集めるには、一定数のファンがいないと成功させるのは難しいとされていますし、支援したいと思ってもらえるような、人を惹きつける魅力やストーリーも必要です。

■開業届

事業としてアパレルブランドを立ち上げる場合には、「開業届」の提出が必要です。開業届は、所管の税務署に直接提出するか、郵送で提出しましょう。開業届を提出するかどうかで特に罰則などはありませんが、原則として開業から1か月以内に提出しなければならない、という決まりがあります。

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■商標登録

独自のアパレルブランドを立ち上げるのなら、「商標登録」は必須です。商標登録は、ブランドが自分自身のものであるという証明です。商標登録していないで、アパレルブランドを立ち上げた場合、あとから違う人に自分のブランド名を商標登録されてしまう可能性があります。この場合、自分のブランド名が使えなくなるおそれがあります。

■洗濯表示ネームの作成

独自のブランドで衣類などを販売するときは、商品に洗濯表示をつけなければなりません。洗濯表示は法律で義務付けられているもので、素材や洗濯方法だけではなく製造者または販売者の住所・電話番号なども記載します。

アパレルブランドを立ち上げるまでにすること

アパレルブランドを立ち上げるまでに、以下で解説する4点を行っておきましょう。

アパレルやアクセサリの写真

■どのようなブランドにするのか方針をかためる

どのようなブランドにしたいのか、明確なコンセプトを決定しましょう。コンセプトはブランドの軸となるものです。コンセプトが定まっていないと、方針がぶれてしまうかもしれません。その後、どのような層のユーザーをターゲットにするのが、できるだけ具体的に設計してみましょう。想定したターゲットに向けてブランド名やロゴ、タグを作成します。

■商品を仕入れる

アパレルブランドのコンセプトに沿った商品を仕入れましょう。デザインも自分のオリジナルにするのであれば、デザイン画を描きます。自分で縫製できない場合は、デザイン画やイラストを送るだけで、オリジナル服を作成できるサービスを利用してみましょう。

■商品やショップの情報を広める

アパレルブランドについてのプロモーションをして、集客しましょう。初期費用に余裕がある場合は、ネット広告やメディアの広告枠などを利用すると情報が広まりやすくなります。あまり資金に余裕がない人は、無料で利用できるSNSの利用がおすすめです。何かを買うときは、SNSで情報を集める人も多いため、一定の集客効果が期待できます。

■販売する

実店舗を構えた場合には、店舗で対面販売を行います。ネットショップの場合は、注文後、支払確認をしたのちに、商品を梱包して発送するという流れになります。ネットショップは顔がみえず、小さなことでも信頼を落としかねません。丁寧な対応や梱包を心がけましょう。

アパレルブランドを立ち上げた人の例

ここでは、実際にアパレルブランドを立ち上げた人の例を3つ紹介するので、参考にしてください。

■自分が欲しい服を作りたい人

自分が欲しい服として明確なイメージがあるけれど、市販されていないという理由からブランドを立ち上げる人もいます。子育て時の経験から、実際に自分が欲しい機能を備えた抱っこひもを作成して、ヒットさせている人もいるそうです。自分が必要としている服や小物を作りたいという思いだけでなく、しっかりとコンセプトや需要を考えることも重要です。

■副業から始めた人

副業としてアパレルブランドを始める人も少なくありません。もう着用しない私服をフリマサイトに出品するなどしてネットショップに慣れたことから、自分のオリジナルショップをもつようになる人もいます。副業であれば、アパレルブランド立ち上げに失敗した場合でも、生活費に困らないでしょう。リスクが低い始め方です。

■アパレルが好きな思いからブランドを立ち上げる

洋服や小物、おしゃれが好きで、その思いからアパレルブランドを立ち上げる人もいます。もともとアパレルに強い思いがあり、ファッションにこだわりがあるという場合、自分独自のコンセプトをまとめやすいでしょう。こういった人は、アパレルブランド立ち上げにおいて、自分のセンスを活かせます。

まとめ

アパレルブランドの立ち上げは難しいと思っている人も多いでしょう。しかし、開業資金やコンセプトがしっかりとしていれば、想像よりも簡単に始められます。リスクをおさえてアパレルブランドを立ち上げるためには、ネットショップを利用するとよいでしょう。

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用語集
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