ネットショップの仕入れを成功させよう!主なルートや仕入れができるサイトも紹介

ネットショップの仕入れ方法がわからない人も多いのではないでしょうか。仕入れはネットショップ運営の成否を左右する重要なフェーズです。この記事では、ネットショップを始めようとしている人に向けて、仕入れの流れや主なルート、おすすめの仕入れサイトなどについて解説します。紹介する情報を参考にして、初めての仕入れをぜひ成功させてください。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

(目次)

  • ネットショップの仕入れとは
  • ネットショップの仕入れの流れ
  • ネットショップの仕入れの主なルート
  • ネットショップの仕入れができるサイト
  • ネットショップの仕入れを行う際の注意点
  • まとめ

この記事は、ネットショップかんたん作成のshop byが運営するオウンドメディア「ECナレッジ」から転載しています。  https://shopby.jp/ecknowledge/

ネットショップの仕入れとは

こでは、ネットショップの創業期の仕入れ、そして運営における日々の仕入れについて解説します。

■創業期の仕入れ

創業後の最初の仕入れでは、注意するべきポイントが多くあります。まず、ショップのコンセプトを決定し、そのうえで商品の選定や交渉を行うことになります。これから解説する最初の仕入れの流れを押さえ、スタートでつまずかないように注意しましょう。

■運営における日々の仕入れ

日々の仕入れでは、最初の仕入れを基に、利益が上がる商品を仕入れていきます。この段階では、売上データを確認しながら売れ筋商品の傾向をつかむことが重要です。顧客の好みを分析したうえで、仕入れる数量や価格を調整しながら売上向上を目指してください。

ネットショップの仕入れの流れ

ここからは、ネットショップで最初の仕入れを行うときの流れについて、順を追って解説します。

1. コンセプト・販売商品の決定

顧客に選んでもらうためにはショップコンセプトの確立が大切です。誰でもネットショップを立ち上げられる時代になった今、ライバルは無数に存在します。ショップのコンセプトを確立し、オリジナリティを打ち出さない限り生き残るのは難しいでしょう。他にはないようなコンセプトを考えることで、顧客が自分のショップで商品を選ぶ理由が生まれます。

そして、販売する商品はショップのコンセプトに則ったものでなくてはなりません。商品のジャンルが雑多だと統一感が失われ、ショップの魅力も減じるためです。販売する商品は、あらかじめ決めたコンセプトに沿って選ぶ必要があります。

2. 商品の市場調査

販売商品を決めたら、詳しい情報を収集しましょう。市場における需要やトレンド性、競争率の高さなどをあらかじめ調査しておくことで、販売を始めてから失敗するリスクを抑えられます。競争率の低い商品を選ぶ、需要は高いものの在庫が少ない商品の仕入れルートを確保するなど、工夫を凝らせばライバルに差をつけられます。

3. 仕入れ先の選定

次に、販売商品を入手できる仕入れ先を調べ、価格などを比較検討します。このとき、仕入れ先を1つに絞る必要はありません。複数の仕入れ先を確保しておいたほうが商品ジャンルの幅が広がるため、さまざまな仕入れルートを打診するとよいでしょう。

4. 交渉

仕入れ先を選定したら、取引申請をして販売条件について交渉します。交渉では、事前に自分のショップのコンセプトなどを伝えるのが一般的です。なお、仕入れ先によって交渉のルールは異なるため、失礼な印象を与えないように前もって調べておくとよいでしょう。

ネットショップの仕入れ

ネットショップの仕入れの主なルート

ここからは、ネットショップの仕入れの主なルートを紹介します。

■仕入れサイト

仕入れサイトの活用は、最も効率よくネットショップの仕入れが行える方法です。会員登録さえすれば気軽に商品の閲覧や購入が行えるため、初心者はまず仕入れサイトを利用することをおすすめします。
ただし、誰でも気軽に使えるということは他ショップとの差別化が難しいということです。仕入れサイトを利用するときは、独自のショップコンセプトに基づいて、仕入れる商品を慎重に見極める必要があります。なお、語学力に自信がある場合は海外の仕入れサイトを利用するのもよいでしょう。

■問屋

問屋街に足を運び、各問屋と交渉して商品を仕入れる方法もあります。基本的に問屋は実店舗への卸を行なっていますが、一般人であっても購入できる場合が多いため、まずは店をのぞいてみるとよいでしょう。なお、問屋街にはそれぞれ固有のルールがあります。そのため、ルールや仕入れの専門用語などについて事前に調べていくことが大切です。

見本市

大規模展示場で年に数度開催される見本市に参加するのも、ネットショップの仕入れを行う方法の一つです。メーカーなどから直接情報を得られる貴重な機会であるため、積極的に参加するとよいでしょう。見本市は、サンプルやカタログが大量に入手でき、利益が出る商品を見極めるうえで役に立ちます。なお、見本市では名刺が必須となるため、参加するときは忘れずに用意してください。

■海外買い付け

実際に海外の卸売市場などを訪れ、気に入った商品を買い付ける方法もあります。国内で仕入れを行うよりも安く商品が手に入る可能性が高く、高い利益率が目指せるでしょう。また、他ショップでは取り扱っていないような珍しい商品を販売したいときもおすすめの方法です。ただし、海外買い付けでは現地の詳しい知識や語学力などが必要になるため、慣れるまでは現地のコーディネーターなどに手伝ってもらったほうが無難です。

メーカーや作家との直接交渉

気になる商品がある場合は、メーカーや作家に直接問い合わせてみてもよいでしょう。契約の内容によっては、サイトなどを経由するよりも大幅に安く仕入れられる可能性があります。
なお、卸売業者を通さなくてはならない場合や、購入できる最低ロットが大きい場合もあるため、注意してください。交渉の際は、店舗のコンセプトや商品ラインナップなどを伝えておくと話がスムーズに進みやすくなります。

ネットショップの仕入れができるサイト

ここからは、ネットショップの仕入れができるおすすめのサイトを紹介します。利用前には企業登録が必要なことが多いので、必要な書類も準備しておいてください。

■NETSEA(ネッシー)

NETSEAは幅広いジャンルを取り扱う国内最大級の仕入れサイトです。ファッション雑貨からインテリア、食品まで、あらゆるジャンルを網羅しているのが特徴です。会員登録は無料で、初心者でも気軽に利用できるため、試しに商品を探してみるとよいでしょう。

■designertown

DESIGNERTOWN(デザイナータウン)は韓国のアパレルアイテムに特化した仕入れサイトです。東大門での流通に熟知したスタッフが現地での交渉から洗濯ラベルの日本語化対応などまでサポートするので、通常の仕入れはもちろん、独自の商品構成を考えている方にも大きなメリットが出せるでしょう。

■ETONET

ETONETは東京の馬喰町に大型実店舗を多数構えるエトワール海渡が運営しています。雑貨やインテリア、ファッション、食品まで3,500メーカー、70万アイテムを取扱っており、季節ものやイベント商品にも力を入れているようです。実店舗で商品を確認することもできるのでネット仕入れが初めての方でも安心です。

■スーパーデリバリー

スーパーデリバリーは、あらゆるジャンルのショップに対応できる卸・仕入れサイトです。ファッションや電化製品、生活雑貨、店舗資材など、約150万点のアイテムを取り扱っており、細かいニーズにもこたえてくれる充実の品ぞろえとなっています。

他にも卸対応のネットショップはたくさんあります。取扱いたいカテゴリ名と「卸販売」などで検索してみてください。

ネットショップの仕入れを行うときの注意点

ネットショップの仕入れは、自制心を持って行う必要があります。仕入れ時に目移りすると扱う商品に統一感がなくなり、売れ行きが滞って在庫過多になる恐れがあるでしょう。ショップのコンセプトに忠実に、仕入れる商品をじっくりと選定することが大切です。

また、常にトレンドを意識することも高い売り上げを維持するためには必要です。そして、食品や酒類、中古品などを扱う場合は事前に資格を取る必要があるので注意してください。

まとめ

ネットショップの仕入れはショップコンセプトを意識しながら行うことが重要です。コンセプトに合った仕入れ先を選び、統一感のある品ぞろえを展開しましょう。同時に、ネットショップのデザイン性にも配慮する必要があります。

NHN COMMERCE JAPAN株式会社が提供するshop by(ショップバイ)は、簡単にネットショップを作成できるツールです。初期費用と月額料金が不要で、商品が売れるまでコストはかかりません。無料ツールでありながら充実したテンプレートがそろっており、専門知識がなくてもおしゃれなショップをデザインできます。興味がある人はぜひshop byでショップ開設してみてください。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

robots.txt
ロボット型の検索エンジンが自分のページを登録しないようにするためにサイト管理者が ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]