コロナ禍の若者は千差万別、「大学生・会社員・非正規」「10割在宅・10割出社通学」などで大きな差【クロス・マーケティング調べ】

今年始めたいことは「趣味」「貯金・貯蓄」が上位、「スポーツ」「勉強」は下位に。

クロス・マーケティングは、1都3県在住の18歳~29歳男女を対象に「若者の実態調査(2021年)」を実施した。大学生(1年生~6年生)・会社員(1年め~6年め)・非正規、在宅・混在・出社通学といった生活スタイルごとに、考えの違いなどを探っている。有効回答数は1,000サンプル。

コロナ禍の1年で「時間の余裕」できるも「こころの余裕」がなくなった

まず「この1年での、時間の余裕の変化」「この1年での、こころの余裕の変化」を全体に聞くと、「時間の余裕」については、「かなりできた」27%、「ややできた」34%だったが、「こころの余裕」は「かなりできた」5%、「ややできた」17%に留まり、やはり心理面にコロナ禍が影を落としている。

「こころの余裕」を社会属性(年次別)で見ると、大学1~3年生は「できていない」(あまりできていない+まったくできていないの合計)が半数前後を占め、学年があがるにつれ増加するが、大学4~6年になると低下する。大学1~3年生は就職に向けての不安感が大きいためと考えられる。

一方会社員は、1年目の「できていない」が56%にまで達している。入社直後にもかかわらずテレワークなどを強いられたことで不安感が強いと考えられる。

なお「在宅/出社の状況」ごとに見ると、「10割在宅」の人ほど、「出社・通学混在」「10割出社・通学」の人より「できた」の割合が多くなる。また「かなりインドア派」の大学生にとっては、こころの余裕が「できた」人の割合が相対的に高い。

また「今年、新しく始めたいこと」を社会属性(こころの余裕別)で見ると、会社員ではこころの余裕に関係なく「趣味」がトップ。大学生ではこころの余裕ができた人は「趣味」、できていない人では「貯金、貯蓄」がトップだった。「スポーツ」「勉強」などは下位となっている。

調査概要

  • 【調査対象】1都3県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)在住の18~29歳男女(大学生、会社員、非正規など)
  • 【調査方法】LINEリサーチ プラットフォーム利用の調査
  • 【調査期間】2021年2月5日~8日
  • 【有効回答数】1,000サンプル
     
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