WebAR作成サービス「palanAR」が画像認識に対応、任意の画像をマーカーに設定可能に

商品の大きさや質感が分かる3Dオブジェクトを表示、自宅でタッチ&トライのEC体験も

WebAR(拡張現実)/WebVR(仮想現実)システム開発のpalanは、コードを書かない「ノーコード」で簡単にWebARが作成できるサービス「palanAR(パラナル)」に画像認識機能のβ版を追加した、と12月9日に発表した。任意の好きな画像をARマーカー(付加情報を表示する位置を指定する標識)に設定して3Dモデルのオブジェクトの表示が可能で、自宅にいながらこれまで体験したことがないようなショッピング体験をARで表現できる。

 

palanARで例えば、印刷した水槽をマーカーにして、水槽の中であたかも魚が泳いでいるような演出が可能。イベントや施設内のポスターやパネルをマーカーにすれば、従来の会場内でできなかった表現や体験を提供できる。ECサイトやカタログの商品写真をマーカーにして、かばんなど大きさや質感が分かる3DオブジェクトをARで表示すれば、店舗に行かないと確認できなかったタッチ&トライが自宅で可能になる。

 

お部屋の中に水族館が出現!?

 

自宅にで試せるARでのショッピング体験

カードゲームの印刷されたキャラクターにスマートフォンにかざしてモンスターを召喚したような体験や、キャラクターが動いた瞬間に写真撮影する機能もある。WebブラウザだけでARを実現するWebARは、観光やエンターテインメント業界など企業のキャンペーンや販促に活用されている。新型コロナで非接触型の接客が求められており、顧客により充実した体験を提供したい企業のニーズに応える。

 

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