あつまれ どうぶつの森が大ヒット! 直接会えないなら、あつ森でデートすればいいじゃない

2020/3/9に発売を開始した任天堂Switchのゲームソフト「あつ森」こと、「あつまれ どうぶつの森」が大ヒット。Switch本体も発売から3年以上が経過したにもかかわらず「あつ森」発売以降品薄状態が続いているようです。

どうぶつの森シリーズといえば、筆者は20代ですがちょうど小学生のときに任天堂 DSで「おいでよ どうぶつの森」をプレイしていた世代です。その懐かしさもあってか、周りでプレイしている人も多くSNSのタイムライン上で「あつ森」関係の投稿を見ない日はありません。さらに、新たに追加されたDIY機能や、今までより充実したマイデザイン機能などのやり込み要素が暇つぶしにもってこいということで、20代前後の若者を中心に盛り上がりを見せているようです

「あつ森」の基本的な遊び方は、自分の島を作り上げていくという内容ですが、友達の島に遊びに行く機能を使った、「あつ森デート」が話題になっています

実際に、水族館デート、博物館デート、釣りデートなどゲーム内のコンテンツを一緒に楽しんだという投稿が多く見られます。また、お花見など、自宅にこもったままではなかなか感じることのできない季節感のあるイベントがゲーム内でできることも、ポイントなのではないでしょうか

また、マイデザイン機能によって、洋服や島全体のデザインが無限のバリエーションをもつ「あつ森」。洋服をお揃いにしてカップルコーデでデートを楽しんだり、お互いの島づくりに新たな個性的一面を感じたりと、そのカップルに合ったそれぞれの楽しみ方ができることにも飽きない楽しさがあるのかもしれません

LINEに新機能登場! グループ通話中に、YouTubeを一緒に見られる!

5/4にLINEが新機能をリリース。LINE内でグループ通話をしながら、YouTubeを一緒に見ることができるようになりました。

YouTube上のライブ映像を一緒に見る人から、ゲーム実況を楽しむ人、さらにテーマパークのアトラクション動画を見てリアクションする人など楽しみ方が広がってきています。

LINEとYouTubeというユーザー数の多いSNS同士が合わさったことで、すぐに使えるサービスとして利用者が増加しているようです。LINE通話で楽しむことを前提にした動画コンテンツも今後出てくるのでしょうか。

Netflix Partyでオンライン映画鑑賞会を開催する人々

Netflixをオンラインで友達と一緒に見ながらチャットをすることができるNetflix PartyというGoogle Chromeの拡張機能が注目を集めています。

Netflixのアカウントを持っているユーザーであれば誰でも利用可能で、共通のリンクから動画を見れば違う場所にいる友達などと一緒にリアルタイムで鑑賞することができます。映像を見ながら、文字によるコミュニケーションをとるというのもオンラインならではの体験といえそうです。

さらに、Twitter上では「Netflixを一緒に見る会開催します!」など、知り合いだけにとどまらない、「オフ会」ならぬ「オン会」的な集まりの告知が散見されました。

さらにNetflix Party以外にも、通話しながらNetflixやHuluの動画を一緒に楽しめるSquadというアプリや、マッチングした相手と動画を見ることができるMOVIE CHATなど、類似サービスが増えてきています。

コロナ終息後も新しい動画鑑賞の形として広まっていくのではないでしょうか。

BTSのストリーミングライブがすごい! ライブ映像に合わせてペンライトが光る⁈

4/18~19の2日間、23時間にわたってYouTube上でライブ映像の配信イベント「BANG BANG CON」を行った韓国のHIP HOPボーイズグループ・BTS。

ストリーミングライブはたくさんのミュージシャンが行っていますが、より臨場感を出すためこのライブではひと工夫されていました。なんと、手持ちの公式ペンライトをWeverseというアプリにBluetoothで接続すると、ライブ映像に合わせてペンライトの色が七色に変化したのです。
(関連記事:「BTSが始めた“オウンドSNS”がスゴい!ファン目線で作られた「Weverse」とは?」

そして、最終的にペアリングされたペンライトは全世界で50万個、総視聴数は5,059万件という数字をたたき出しました。

本物のライブの臨場感、とまでは言えないかもしれませんが、外出できないことによって感じづらくなっていた「非日常感」をファンに届けることができた今回のイベント。今後もリアルよりも手軽に参加できるイベントとして、定着していくのでしょうか

VR SNSが熱い! バーチャル渋谷でイベント開催

VR上でイベントを開催できるVR SNS「cluster」内に、渋谷区公認の「バーチャル渋谷」が出現。Netflixで配信されているアニメ作品『攻殻機動隊 SAC_2045』の世界観を再現したバーチャル渋谷では、トークゲストも招いたイベントが実施されました。

VR内の上空にも、アニメの世界観に沿った装飾が施されるなど、VRならではの見せ方や没入感が体験できるイベントとなりました。

cluster内では、こうしたトークイベントやアーティストによるVRライブ、大学のオープンキャンパスなど様々なイベントが開催されています。VRは技術的には既に確立されていましたが、なかなかイベントの場として浸透はしていませんでした。しかし、外出自粛を機にこのようなイベントが注目され、引き続き密集を避けることが呼びかけられる中で新たな体験の場として盛り上がりを見せていきそうです

まとめ:おうちで楽しむオンラインコンテンツの潮流

オンラインコンテンツの潮流:
・違う場所にいる人と時間を共有し、繋がりを感じられるコンテンツが増えてきている
・ストリーミングライブやVRイベントなど、これまであまり定着していなかった技術を用いたイベントが盛り上がってきた

今回、外出自粛が呼びかけられたことによって、オフラインでのイベント参加や離れたところにいる友人・恋人に直接会うことが難しくなりました。一方で、このようにオンライン上のコンテンツを楽しむ人が増え、おそらく外出自粛解除後も引き続き利用されていくと考えられます。リアルな体験とは違った楽しみ方ができる、ということが一般に広まりつつあるオンラインコンテンツ。今後もどのようなコンテンツが誕生し、浸透していくのか要注目です。

 

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