SELFがSAシステム「SELF LINK」を東急百貨店の運営するオンラインショップに実証導入

実店舗の接客のような会話や提案をオンライン上で可能に、顧客個別の今のニーズに対応

コミュニケーションAI(人工知能)を手掛けるSELFは、同社が開発したセールスオートメーション(SA)システム「SELF LINK」を東急百貨店の運営するオンラインショップに実証導入した、と6月10日発表した。6月8~16日を期間にする。SELF LINKは、実店舗の接客のような会話や提案をオンラインショップ上で可能にする仕組み。

実証導入は、東急百貨店の店舗接客のノウハウと、SELFのコミュニケーションAI技術を融合。オンラインショップ上で実店舗に似た接客対話を実現し、買い物体験を向上させる。従来のレコメンドは、サイトの人気商品や購入履歴の傾向値から算出するが、SELF LINKはユーザーとの個別会話とサイト内の回遊情報などに基づく。

実店舗での接客とSELF LINKでの接客比較

そのため、顧客それぞれで異なるニーズとタイミングに最適化した提案が可能になり、顧客個別の今のニーズに対応できる。SELF LINKは短期間で導入可能なクラウドサービスで、ユーザーとの会話からユーザーをより深く理解する技術に、商品要素を理解・解析する技術を組み合わせ、実店舗のような会話や提案を可能にした。

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